タリバン支配下のアフガニスタン。家族を救うため、髪を切り、少年として生きることを決意した11歳の少女の物語。
2001年、タリバン政権下のカブール。11歳の少女パヴァーナは、ある日突然、教師である父を理不尽に連行されてしまう。女性一人での外出が禁じられた世界で、残された家族はたちまち困窮。一家を救うため、パヴァーナは髪を切り、少年「アティシュ」として生きることを決意する。男の子として働くことで、初めて知る自由と、常に付きまとう危険。父を救い出すため、そして家族が生きるために、彼女は必死に街を駆け抜ける。戦争の足音が迫る中、パヴァーナが下す、命がけの決断とは。
ネット上の声
- アニメーションが本当に綺麗。でも描かれている現実はあまりにも過酷で、胸が締め付けられた。物語の力で困難に立ち向かう主人公の姿に勇気をもらえます。多くの人に見てほしい作品。
- タリバン政権下の現実をアニメで描くという手法がすごい。知らなかった世界を知ることができた。全人類が見るべき。
- 家族のために男の子のふりをして働く少女パヴァーナが健気で強い。ただただ、幸せになってほしいと願わずにはいられない。
- 哀しいけど、観て良かった。
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス,カナダ,ルクセンブルク
- 時間94分
- 監督ノラ・トゥーミー
- 主演サーラ・チャウドリー