19世紀アイルランド、何も食べずに生きる少女は神の奇跡か、それとも残酷な偽りか。科学と信仰が対峙する心理スリラー。
1862年、アイルランド中部のへき地。イギリス人看護師リブ・ライトは、ある任務のためにこの地に呼ばれる。それは、4ヶ月もの間、一切の食事を摂らずに生きているという11歳の少女アナの監視。村人たちはアナを「神の奇跡」と崇め、巡礼者まで訪れる始末。リブは、科学的見地からこの現象の真偽を確かめようとするが、敬虔な信仰に満ちた共同体の中で孤立していく。衰弱していくアナを前に、リブは隠された残酷な真実に迫っていく。果たして彼女は、この謎を解き明かし、少女を救うことができるのか。
ネット上の声
- 近親相姦の罪責と外国の抑圧への抵抗を小さな少女に押し付けて殺そうとする論理=story
- 『ルーム』の原作者が描く、もうひとつの「閉じ込められた女性」の物語
- 宗教映画としてだけ見るのはもったいない
- ストーリーも雰囲気もあまり抑揚がないけど、フローレンスピューの演技に引き込まれる
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間109分
- 監督セバスティアン・レリオ
- 主演フローレンス・ピュー