19世紀アイルランドを舞台に、何も食べずに生き続ける“奇跡の少女”と看護師の交流を描いたドラマ。「ルーム」の原作者エマ・ドナヒューの小説「The Wonder」をもとに、「ナチュラルウーマン」のセバスティアン・レリオ監督がメガホンをとった。
アイルランド大飢饉から13年後の1862年。イギリス人の看護師リブはある仕事の依頼を受け、敬虔なクリスチャンの住民たちが暮らすアイルランドの小さな村を訪れる。仕事内容は、4カ月間何も食べずに“天の恵み”によって生かされているという11歳の少女アナを、15日間にわたり観察するというものだった。リブは“奇跡”の真相を突き止めようとする一方で、急激に健康状態が悪化していくアナを救おうとするが……。
「ミッドサマー」のフローレンス・ピューが主演を務め、「生きる LIVING」のトム・バークが共演。Netflixで2022年11月16日から配信。
ネット上の声
- 近親相姦の罪責と外国の抑圧への抵抗を小さな少女に押し付けて殺そうとする論理=story
- 『ルーム』の原作者が描く、もうひとつの「閉じ込められた女性」の物語
- 宗教映画としてだけ見るのはもったいない
- ちょうど「不寛容論」を読んで信仰の自由について考えてたから、いいタイミングで観れ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間109分
- 監督セバスティアン・レリオ
- 主演フローレンス・ピュー