18世紀末、閉ざされた山村。父を亡くした少年が、一人前の狩人を目指す中で知る、自然の厳しさと命の掟。
舞台は江戸時代後期、東北地方の山深い村。14歳の少年リンは、村で唯一の狩人であった父を亡くし、母と二人で暮らしていた。山の神を信仰し、自然と共に生きる村人たち。リンは、父の跡を継ぎ、一人前の狩人になることを決意する。しかし、山は恵みを与えるだけでなく、厳しい牙を剥く存在。初めての狩りで獲物を前にした時、リンは命を奪うことの重さに直面する。自然への畏怖、村の因習、そして自身の成長。少年が大人へと変わるひと夏を描いた、壮絶で美しい物語。
ネット上の声
- 【”山に溶け込んで生きる。”山窩の民と、孤独な都会の少年との素朴な交流を、山窩の民への蔑視や、第二次世界大戦後は”下”に下りて、その姿が消えて行った山窩の家族の姿と共に描く。】
- 山窩はわからないけど山歌はいたんだよ、本当に。
- 小向なるの目力が素晴らしかった
- 少し納得できたこと
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督笹谷遼平
- 主演杉田雷麟