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2016年公開の長編デビュー作「ケンとカズ」で注目を集めた小路紘史監督が自主制作で完成させた長編第2作で、希望を捨てた男と家族を失った少女の復讐の旅路を描いたジャパニーズノワール。
裏稼業で生計を立てる孤独な男・辰巳は、元恋人である京子の殺害現場に遭遇し、その場にいた京子の妹・葵を連れて逃亡する。最愛の家族を奪われた葵は、姉を殺した犯人に復讐することを決意。犯人を追う旅に同行することになった辰巳は生意気な葵と反発し合いながらも、彼女を助けともに過ごすなかで、ある感情が芽生えてくる。
「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥が主人公・辰巳、「アイスと雨音」の森田想が葵を演じ、ドラマ「全裸監督」の後藤剛範、「無頼」の佐藤五郎、「わたし達はおとな」の藤原季節が共演。2023年・第36回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品。
ネット上の声
- ヤクザとかグロとか暴力系が苦手な人間なので、基本こういう作品は普段観ません、
- 脳天にガツンとくる衝撃作
- 東京国際映画祭で鑑賞
- 暴力と愛は紙一重
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小路紘史
- 主演遠藤雄弥
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大蔵映画主催の「第1回OP PICTURES新人監督発掘プロジェクト」で優秀賞に輝き、劇場公開デビュー作「新橋探偵物語」も好評を博した横山翔一監督が手がけた、R18+指定のボーイズラブ映画。とある港町でイタリアンレストランを営む武には、7年前にイタリアへ料理の修行に出た一義という恋人がいた。店は常連客らで繁盛しているが、看板娘でもある妹の茉凜は交際相手の子を身ごもり、近々結婚式を挙げる予定になっている。その交際相手とは、一義の弟・優生だった。やがて弟の結婚のため一義がイタリアから戻り、一義と武は7年ぶりの再会を果たすが、一義からキスを迫られても武は拒んでしまう。それでも一義は、武にイタリアへ一緒に行こうと誘うのだが……。
ネット上の声
- 『はめられて Road to Love』から追いかけております横山監督☆
- 2021.11.03レンタルDVDで鑑賞
- 海辺で砂まみれになりながら繰り広げる相撲のようなセックスと、食欲を刺激する香辛料
- 何の事前知識もなしに鑑賞したらピンク映画でびっくりしたものの切ない気分になれて余
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督横山翔一
- 主演伊神忠聡
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森沢明夫の同名小説を実写映画化したハートウォーミングなヒューマンドラマ。
昼はジムで肉体を鍛え、夜はジム仲間たちが通う「スナックひばり」を営むゴンママこと権田鉄雄。スナックに集まる個性豊かな面々は、それぞれ悩みや悲しみを抱えていた。ゴンママとバーテンダーのカオリは、そんな彼らに「カクテル言葉」を小声で添えて、悩みに寄り添うカクテルを用意する。ある夜、歯科医の四海良一が来店する。マシンガントークが売りの陽気な良一だったが、実は大きな悲しみを抱えており、妻との関係も冷え切っていた。悩みを語り始めた良一に、ゴンママはあるカクテルを出す。
Netflixドラマ「全裸監督」の後藤剛範がゴンママ役で主演を務め、深水元基と遠藤久美子が良一とその妻、ミュージカル界の新星・田村芽実がカオリを演じる。監督は「ゆらり」「こはく」の横尾初喜。
ネット上の声
- 序盤でゴンママを中心とした登場人物たちの群像劇かなと予想させるのに、歯医者だけに
- 後半は小さな子供を亡くした夫婦の苦悩ばかりだけど、ゴンママの悲哀や優しさがとても
- 悲しい時ほど間が怖くて沢山喋って、空気を繋ごうとしちゃうのわかるなーって思ったし
- 原作は同名小説でゴンママを中心とする各キャラクターの群像劇が描かれる短編集
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督横尾初喜
- 主演後藤剛範