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松隆祐也、高山康平、青木祐人という3人の監督による4本の短編で構成されたオムニバス映画。閉塞感のある現代社会で、もがきながら生きる、理解されづらい人たちを主題に描いた。
最も身近な存在である家族との関係に孤独を感じ、一般的な家族の在り方に抗いながらも執着してしまう人物を描いた「阿頼耶識」(2022/41分/青木祐人監督)、SNS上の不確かな情報に日々接し、自分自身にすら迷ってしまう現代社会において自我の在り方を問う「私記」(2023/20分/高山康平監督)、オンライン配信されている舞台で台本にない行動をとり始めた役者の姿を通して、ある命題が浮かび上がる様子を、13分間ノンストップのワンカットで描いた「激情」(2022/13分/松隆祐也監督)、共に暮らしながらも独りよがりな孤独を抱え、結婚することができない一組の男女を描く「ウェイクアップ」(2022/31分/松隆祐也監督)の4作品で構成。
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督青木祐人
- 主演今城沙耶
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あいち国際女性映画祭で短編部門グランプリを受賞した「いきうつし」、第38回トリノ映画祭国際短編コンペティション部門に出品された「ぬけがら」などが高い評価を受けた新鋭・田中晴菜監督が手がけた短編作品。
オスカー・ワイルドの「The Happy Prince(幸福な王子)」を翻訳して舞台化しようと考えている高校演劇部の真琴、悠、芽依。ある日の放課後、体育館の隅に集まった3人は、各々が翻訳してきた台本の読み合わせをしながら、幸せとは何かを考える。
池袋シネマ・ロサの特集「幸福な装置 田中晴菜監督特集上映」にて、田中監督の他の短編4作品(「いきうつし」「ぬけがら」「甘露」「幸福な装置」)とあわせて劇場公開。
ネット上の声
- 「な」と「の」では
- の or な
- とあるきっかけで、田中晴菜監督作品を観たいと思ったきっかけの作品
- 2024/05/18 映画館S.R 舞台挨拶付き(田中晴菜監督特集上映イベント)
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間7分
- 監督田中晴菜
- 主演森川錦
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「グレイトフルデッド」「富美子の足」の脚本家・平谷悦郎が20年にわたり温めてきた企画を、園子温作品の助監督などを経て異端の映像作家として活躍する中川究矢監督のメガホンで映画化。謎の部屋に入り込んだ男女の愛と苦悩を描いたSFブラックコメディ。自転車便の仕事をする達生は、壁に「あ・く・あ」という文字が刻まれた謎の部屋に、定期的に入ってしまう不思議な能力を持っていた。ある日、達生は死んだような眼をした女・聡子と出会い、恋に落ちる。 聡子は毎週月曜、恋人の征人と会うことを生きがいにしており、それ以外の日は抜け殻ように過ごしていた。ある時、聡子と征人のセックスを覗いていたのが見つかって叩きのめされた達生が謎の部屋で自慰行為をしていると、いつの間にか同じように謎の部屋に入る能力が身についてしまった聡子が、達生の前に現れ……。聡子役を人気セクシー女優の小泉ひなた、達生役を「赤色流星倶楽部」「それはまるで人間のように」など数多くのインディーズ作品で活躍する櫻井保幸がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- どこからでもドア
- 上映前舞台挨拶
- 少女時代に変態男に監禁されていたが母の虐待より全然いいとむしろ監禁を喜ぶ少女が大
- 男が恋した、恋人がいる女性の営みを覗き見してしまい、恋人の男に辱めを受けた後、謎
コメディ、 SF
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督中川究矢
- 主演小泉ひなた
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恵まれた家庭で生まれ育ち、詩人を自称する青年ナギ。一方、複雑な家庭環境で暮らすヒナは、大人びた雰囲気のナギに依存していた。無人島へ行くというナギに、デートをしたいヒナは無理やりついて行くことに。ナギがその島へ出向いた理由を知らないヒナは、いつもと同じ時間を過ごすのであった。
ネット上の声
- 〖ながおか映画祭/長岡インディーズムービーコンペティション2020:短編映画〗
- ベーチェット病とは、全身に多彩な症状を起こす炎症性疾患
- 詩人なのに浅いなぁ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督松隆祐也
- 主演櫻井保幸