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文明から隔絶された川辺で、孤独な船頭が出会った一人の少女。彼の日常が静かに崩れ始める幻想譚。
明治後期、山間の村。トイチは、川の渡し舟の船頭として、来る日も来る日も黙々と舟を漕ぎ、生計を立てていた。彼の孤独な日常は、近くに橋の建設が始まったことで静かに変化の兆しを見せる。そんなある日、トイチは川で倒れている一人の少女を発見。身元も名も明かさない少女との奇妙な共同生活は、トイチの心に変化をもたらすが、同時に彼の人生を大きく揺るがす事件の始まりでもあった。近代化の波と抗えない運命に翻弄される男の物語。
ネット上の声
- なかなかの俳優陣に、クリストファードイルの描写、スコセッシかと思ったら、オダジョ
- クリストファー・ドイルが再現する古き良き日本の情景
- 喋り言葉が現代過ぎる
- すんごく綺麗な映像、川渡りいいなって思う長閑な風景で、気持ち良くて寝そうになった
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督オダギリジョー
- 主演柄本明
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児童養護施設を抜け出した少年が、社会の片隅で出会った人々との交流を通して居場所を求める魂の彷徨。
舞台は現代の日本。児童養護施設で暮らす中学生の優太は、母に会いたい一心で施設を脱走。しかし、母は新しい恋人と暮らし、優太の居場所はどこにもなかった。絶望の中、彼は軽トラで生活するホームレスの男・坂本と出会う。坂本との奇妙な共同生活の中で、優太は初めて心の安らぎを見つけ始める。さらに、自分と同じように社会から疎外された少女・詩織とも心を通わせていく。しかし、彼らのささやかな日常は、ある出来事をきっかけに脆くも崩れ去っていく。少年が社会の不条理に抗い、自分の存在を証明しようとする姿を描く衝撃作。
ネット上の声
- 【”火は自分の心を映し出す・・。”ラスト、優太が、氷の様な静かな怒りの眼で、刑事に向かって言った言葉が突き刺さった作品。白鳥晴郁君、役者続けて欲しいなあ・・。】
- 松本優作監督の恵まれた商業映画デビュー作。ただし話にはいろいろ難が
- こんな薄気味悪いを作ってしまったのは『ぜんぶ、演出家のせい』
- 救われない者たちへの鎮魂歌
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督松本優作
- 主演白鳥晴都
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「ぜんぶ、ボクのせい」「ある船頭の話」などで知られる川島鈴遥と、「アイスと雨音」で注目を集めた森田想が姉妹役を演じ、長崎県を舞台に2人の旅路を描いたロードムービー。
実家の茶舗を手伝いながら暮らしているものの、将来が不透明で今の自分に納得のいかない22歳の伊呂波。ある日、5年ぶりに姉・花蓮が帰ってくる。花蓮は伊呂波と違って自由奔放で恋愛体質、いつも人生を大胆に選んできたが、そんな姉は「妊娠したが、父親が誰かわからない」という問題を抱えていた。心当たりは御曹司、DV気質の年上男性、借金を抱えた元恋人の3人いるという。半ば強引に父親捜しに同行させられた伊呂波は、姉とともに長崎県内を巡るなかで、姉の恋愛の裏側にある孤独と承認欲求を目の当たりにし、強く見えていた姉が本当は誰よりも「愛されたい」と願っていたことを知る。そして伊呂波自身もまた、恋愛をしないことで傷つくことから逃げていた自分に気づく。
川島が消極的で内向的な伊呂波の揺れ動く心情を繊細に体現し、森田は自由奔放に見えながらも心の奥に不安と孤独を抱えた姉・花蓮をリアルに演じた。共演に、鶴田真由、遠藤久美子ら。監督は「おいしくて泣くとき」で知られ、長崎県佐世保市出身で、これまでにも「こはく」「こん、こん。」など長崎を舞台にした作品を手がけてきた横尾初喜。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2026年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督横尾初喜
- 主演川島鈴遥