自主制作映画「NOISE ノイズ」で注目を集めた松本優作監督が、それぞれ孤独を抱える男女3人の絆とひとりの少年の成長を描いたドラマ。
児童養護施設で母の迎えを待ちながら暮らす優太は、ある日偶然母の居場所を知る。母に会うため施設を抜け出す優太だったが、たどり着いた先で見たのは、同居する男に依存し自堕落な生活を送る母の姿だった。絶望に苛まれ当てもなく海辺を歩く優太は、軽トラックで暮らすホームレスの男・坂本に出会う。坂本は何も聞かず優太を受け入れ、2人はわずかな日銭を稼ぎながら寝食をともにするように。裕福な家庭に生まれながらも居場所がない少女・詩織とも知り合い、心優しい彼女にひかれていく優太だったが……。
「とんび」の白鳥晴都が主演を務め、「ある船頭の話」の川島鈴遥がヒロイン・詩織、オダギリジョーがホームレスの坂本を演じる。
ネット上の声
- 【”火は自分の心を映し出す・・。”ラスト、優太が、氷の様な静かな怒りの眼で、刑事に向かって言った言葉が突き刺さった作品。白鳥晴郁君、役者続けて欲しいなあ・・。】
- 松本優作監督の恵まれた商業映画デビュー作。ただし話にはいろいろ難が
- こんな薄気味悪いを作ってしまったのは『ぜんぶ、演出家のせい』
- 救われない者たちへの鎮魂歌
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督松本優作
- 主演白鳥晴都