25年ぶりに現れた父は、放浪の音楽家だった。確執を抱えた父と息子の、過去と向き合う最後の旅路。
舞台は現代のトルコ。弁護士として成功したユスフのもとに、25年間音信不通だった父、ヘシュメトが突然姿を現す。父は、各地を放浪しながら伝統楽器サズを奏でる「吟遊詩人」。病を患い、最後の力を振り絞って、吟遊詩人たちが集う祭典への旅に出ようとしていた。ユスフは、幼い頃に自分を捨てた父への憎しみを抱えながらも、車でその旅に同行することを決意。気まずい沈黙が流れる車内。旅の途中で立ち寄る町、出会う人々、そして父が奏でるサズの音色。それは、父子の間に横たわる長年の空白を埋め、知らなかった真実を解き明かす旅の始まり。
ネット上の声
- 元旦にいきなり大発掘してしまった…大当たり映画を観てしまった…素晴らしい作品
- 音楽を生業とする人々の愉快で生き生きとした姿がとても印象的な映画
- お父さんの周りくどすぎて何の話か分からん歌がすごくよかった
- 『ニギな~ニギな~ニギなな』純愛は自己犠牲が許される。
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国トルコ
- 時間95分
- 監督ソネル・ジャネル
- 主演エルカン・コルチャク・コーステンディル