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永井荷風の小説「つゆのあとさき」を原案に、男たちを相手に奔放さとしたたかさで生き抜こうとする女性たちの姿を描いたドラマ。昭和初期の銀座のカフェーを舞台にした原作から、舞台をコロナ禍の渋谷に置き換えて描いた。
キャバクラで働いていた琴音は、新型コロナウイルスのパンデミックによる店の休業で家賃が払えなくなり、一緒に住んでいた男に家財を持ち逃げされしまう。行き場を失った琴音は出会い系喫茶で男性客相手にパパ活をすることで、なんとか日々の生活を続けている。そんな日々のなか、琴音は出会い系喫茶で女子大学生のさくらと出会う。生真面目で何事も重く受け止めてしまうさくらと、面倒な客に絡まれたり、ネットで中傷などをされたりしながらもあっけらかんと生きている琴音。性格もなにもかもが正反対ながらも不思議とウマが合う2人は次第に友情を深めていく。
主人公の琴音役を約200人のオーディションから選ばれた新人の高橋ユキノが演じる。さくら役は「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」「永遠が通り過ぎていく」などに出演してきた西野凪沙。監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平。
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督山嵜晋平
- 主演高橋ユキノ
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東日本大震災で家族を失った女性が、職場の介護施設での出会いを通して成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。
東京の介護専門学校に通う河合遥は、地元で行われる従姉妹の結婚式に出席しなかった。式当日の2011年3月11日、東日本大震災が発生し、海岸通りに面した式場へ車で向かっていた遥の家族4人は被災して亡くなってしまう。1人だけ生き残った遥は深い喪失感と贖罪の意識を抱えながら、人間関係を遮断して専門学校へ通った。卒業後、地元の介護施設で働きはじめた彼女は老人たちの世話に追われて忙しい日々を過ごすが、心の中は虚しさでいっぱいだった。そんなある日、高校の恩師で吹奏楽部顧問だった小田由美子が、夫に付き添われて介護施設に入居してくる。
「オカムロさん」の吉田伶香が主演を務め、藤田朋子、宮川一朗太、斉藤暁、寺田農らベテラン勢が脇を固める。「a20153の青春」の北沢幸雄がオリジナル脚本と監督を務めた。
ネット上の声
- タイトルから想像するものと違うかも
- こわれることいきること
- 震災で家族を失った介護士の女性が介護施設での出会いとその日常を通して、生きること
- 東日本大震災で家族を失った女性が、職場の介護施設での出会いを通して成長していく話
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督北沢幸雄
- 主演吉田伶香
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「真・事故物件 本当に怖い住民たち」に続き、オカルトメディアのサイゾーが手がけるホラー映画製作プロジェクトの第2弾作品。その名を唱えると必ず首を狩られて殺されるという都市伝説「オカムロさん」を題材に描く。
大学生5人が謎の存在「オカムロ」に首を狩られ、惨殺されるという「キャンプ場集団首狩り殺人事件」が起こる。日本中が騒然となるなか、事件で唯一生き残ったすずは、トラウマに苦しみながらも復讐を誓うが……。
出演は、「めざましテレビ」内のコーナー「イマドキ」のリポーター「イマドキガール」として活躍する吉田伶香、「ベイビーわるきゅーれ」でダブル主演のひとりとして注目を集めた伊澤彩織ほか、フレッシュな若手たちが凄絶な血まみれの演技に体当たりで挑戦。短編バイオレンス映画「全身犯罪者」で2021年カナザワ映画祭の観客賞を受賞した新鋭・松野友喜人監督の劇場用長編デビュー作。
ネット上の声
- 伊澤彩織さんが出てるから見ました!それ以上の理由はない!!!…けどこれは結構キツ
- お金を払ってまで見る映画ではないかな。
- 伊澤彩織と般若心経ラップメタル
- 10年後のセルフリメイクに期待
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督松野友喜人
- 主演吉田伶香