-
あなたにとって「おばけ」とは何か?目に見えない存在を巡り、生と死の境界線を探求する異色のドキュメンタリー。
これはホラー映画ではない。監督・中尾広道が、自身の娘から投げかけられた「おばけっているの?」という素朴な疑問から始めた、存在を巡る旅の記録。彼はカメラを手に、様々な人々に「あなたにとってのおばけ」を問いかける。それは亡き人への想い、土地に刻まれた記憶、あるいは言葉にできない気配。人々の語りを通して、「おばけ」という存在が、恐怖の対象ではなく、生と死、過去と現在を繋ぐ愛おしい何かとして浮かび上がる。観る者の死生観を静かに揺さぶる、哲学的な映像詩。
ネット上の声
- 挫折し、あきらめ、妥協してきた人の魂を震わせる、あまりに純粋で澄み切った一作
- 狭い部屋から宇宙の果てまで
- 金属バットの二人がお星さまとして声を当てて、中尾監督をメタ視点で見守り、展開する
- 無限の宇宙にポカンと浮かんで、ゆらゆらと心地よく漂うような映画でした
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督中尾広道
- 主演中尾広道
-
「おばけ」でPFFアワード2019グランプリを受賞した中尾広道監督が、第28回PFFプロデュース作品(旧称・PFFスカラシップ)として制作し、奈良県御所市を舞台にモノクローム映像で撮りあげたドラマ。
大阪から奈良に移住してきた青年・駒井は、御所市に代々暮らす老人・梅本から購入した古民家の改修工事を進めている。たびたび様子を見に訪れる梅本が語る昔の町や家に流れてきた時間の話が、駒井に大切な風景を思い出させる。語りあうふたりの中で、旅の景色はゆっくりと広がっていく。
ミュージシャンとしても活躍する渡辺大知が駒井役で主演を務め、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで重要無形文化財保持者(人間国宝)の桐竹勘十郎が梅本役で映画初出演。北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS 2025」にて、最優秀作品にあたる大林賞を受賞した。
ネット上の声
- 主人公の心情が丁寧に描かれていて、思わず感情移入してしまった。映像も音楽も美しくて、観終わった後の余韻がすごい。
- 今年の邦画ベストかも。静かな感動が心に沁みる。
- 派手さはないけど、じっくり見せる良い映画だった。
- 涙が止まらなかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督中尾広道
- 主演渡辺大知
-
男3人が車を降りて川を眺めては「あかんなあ」「そやなあ」と、その川を却下し、次の川を目指す。男たちののんびりした会話に心和ませられるうち、いつしか小舟は形を替え、船は生き物に見えてくる。この小さな旅は雄大な宇宙遊泳のようにも感じられる。
ネット上の声
- 中尾広道監督の独特な、そしてあたりまえという普遍性に新たな価値観を広げてくれる世
- 小学生のとき友達と2人で公園に大きな家の絵を描いて、そこで暮してたときのこと
- 水中から仰ぐ地上の美しい自然、地上から見た水面の煌めきのショット
- 日常系のアニメを映画にした感じの雰囲気でかなり好きだった
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間16分
- 監督中尾広道
- 主演大力拓哉