全2作品。萬野達郎監督が制作した映画ランキング

新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり生活の中で、人々とのつながりが崩壊していく不安を描き、第14回福岡インディペンデント映画祭でグランプリ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022の短編部門で観客賞を受賞したドラマ。 自動車工場に勤務していた森下はコロナショックの煽りで派遣切りにあい、職を失ってしまう。社宅を追い出され、再就職先も見つからないうえに、妻・晶子の両親から離婚を切り出された彼は、娘の養育費を貯めるためにアルバイトに奮闘し、その過程で妻と瓜二つの女性・由美子と出会う。住む場所も失い、心身ともに追い詰められていた森下は、トランクルームの小さな一室で最低限の生活をスタートさせる。 主人公・森下役を本作でプロデューサーとしても参加した連下浩隆。瀬戸かほが妻・晶子、妻と瓜二つの女性・由美子を1人2役で演じるほか、渡部直也、矢崎広、しじみ、渡辺裕之が脇を固める。監督は、優生保護法に基づく強制不妊を描いた短編「Motherhood」で注目された萬野達郎。

妊娠6ヶ月の美彩は神社の階段から落ちた拍子に、1994年にタイムスリップする。精神病院に強制入院させられた美彩は、未来から来たと主張するが誰にも信じてもらえない。そんな中「精神病患者は強制的に不妊手術を受けさせられる」という話を聞き、お腹の子を守るために精神病院からの脱走をはかるが…。