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「愛のくだらない」で第14回田辺・弁慶映画祭グランプリ&映画.com賞を受賞した野本梢監督が、10年前に東日本大震災で被災した幼なじみの女性2人を主人公に、それぞれの過去・未来への向き合い方と葛藤を描いた中編映画。
東日本大震災から10年。石巻で被災した玲は育英金で都内の大学を卒業し、現在は埼玉県のリフォーム会社で働いている。故郷で引きこもりがちな生活を送る年下の幼なじみ・凪を心配する彼女は、職場の後輩・祐太を連れて石巻を訪れる。祐太が凪との仲を深めていく一方、玲は現在も行方のわからない母と過ごした日々を振り返る。
岩手県出身の女優・中村更紗が玲、「優しさのすべて」の二田絢乃が凪、「ボクらのホームパーティー」の卯ノ原圭吾が祐太を演じる。
ネット上の声
- 幼なじみの凪に石巻まで会いに行く話。
- 是非多くの人に見て貰いたい
- 3653って?
- 誰も何も責める対象がない出来事、今もまた違ったそういう事がある時代
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間42分
- 監督野本梢
- 主演中村更紗
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東京で生きる一組のカップルの真摯で不器用な恋を描き、第22回TAMA NEW WAVEコンペティション部門で特別賞を受賞したドラマ。
東京に暮らすマアサとカイは恋人同士で、ケンカが絶えないながらも日々を楽しく、自由に時間を過ごしている。地元の友人アキとの再会を楽しみ、自分たちの未来に思いをはせる2人。しかし、マアサはカイの知らない誰かと寝ていた。不器用な愛をぶつけるカイと、それでも孤独を感じてしまうマアサ。それぞれの時間が過ぎていくなか、アキが突然失踪したとの連絡が届く。
マアサ役は舞台から映画、CMと活動の場を広げる二田絢乃、カイ役は「ぬけがら」の田中一平、アキ役は「東京バタフライ」「片袖の魚」など数多くの映画に出演する黒住尚生。
ネット上の声
- 人間の曖昧さを全力で肯定するという感覚で優しさのすべてというタイトルが腑に落ちた
- お互いがなんでお互いのことを好きかがあまり伝わってこず、なぜ別れないのか…という
- で、結局なんなん?とか何が言いたいの?とか何を伝えたいの?みたいなのは不明瞭であ
- いい映画をみて、いい本を読んでいるんだろうなという感じがするが、映画をつくりたい
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督安達勇貴
- 主演二田絢乃
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初長編作品「(Instrumental)」が劇場公開された新鋭・宮坂一輝監督が手がけた作品で、気候変動に対するリアクションの違いからすれ違っていく恋人たちの姿を通じて、若者の本音を描き出した。インディーズ映画界の登竜門でもある第18回田辺・弁慶映画祭で俳優賞を受賞した。
私立大学社会学部3年の申田大樹は、同じ学部の同期である雪川翠と付き合っている。ある夏の日、2人は気候変動をテーマにした現代アートの展覧会を訪れる。そこに込められたメッセージを大樹は淡々と受け止めていたが、一方の翠はひどくショックを受け、動揺する。やがて翠は大学生活動家の森野美玖が率いる環境学生団体「CAFF(Climate Action For Future)」の活動に参加するようになる。戸惑いつつも翠の活動を見守っていた大樹だったが、お互いの考え方の違いが浮き彫りになるにつれ、次第に2人はすれ違っていく。
第18回田辺・弁慶映画祭では、出演の山下諒、二田絢乃、さいとうなりのアンサンブル演技に対して俳優賞が送られた。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(24年5月9日~6月5日=テアトル新宿/2024年6月20日~26日=テアトル梅田)で劇場上映。
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- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宮坂一輝
- 主演山下諒