貧しい木工職人が作った操り人形の、人間になるための旅。原作の持つダークで幻想的な世界観を忠実に描く物語。
舞台は19世紀の貧しいイタリア。孤独な木彫り職人のジェペットが、一本の丸太から作り出した操り人形、ピノッキオ。魔法のように命を宿した彼は、人間の子どもになることを夢見て冒険の旅へ。しかし、彼の行く手には、甘い言葉で誘惑するキツネとネコ、恐ろしい怪物や奇妙なサーカス団など、数々の試練と危険が待ち受ける。純粋で無垢な心を持つがゆえに、何度も過ちを繰り返すピノッキオ。父ジェペットの愛を胸に、彼は本当の人間の子どもになれるのか。原作の持つ幻想的で時に残酷な世界を、驚異の映像美で再現したダークファンタジー。
ネット上の声
- いつ、どんなピノキオの映画を見ても初手のピノキオに対してかなりイライラしてしまう
- 鬼才が手掛けてこそ原作の旨味引き立つ
- ほんとうの、ピノキオはこうなんだ。
- ピノキオじゃなくてピノッキオ
ファンタジー
- 製作年2019年
- 製作国イタリア
- 時間124分
- 監督マッテオ・ガローネ
- 主演ロベルト・ベニーニ