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作家やミュージックビデオ監督としても活躍する台湾の俊英フー・ティエンユー監督が、自身の母親をモデルに執筆した脚本をもとに、実家の理髪店で撮影を敢行して完成させたヒューマンドラマ。
台中にある昔ながらの理髪店。店主アールイは40年にわたってこの店に立ち続け、常連客を相手にハサミの音を響かせている。彼女がひとりで育て上げた3人の子どもたちは既に独立しており、頼りになるのは近所で自動車修理店を営む次女の元夫チュアンだけ。ある日、離れた町から通い続けてくれる常連客の“先生”が病に倒れたことを知ったアールイは、店に「本日公休」の札を掲げ、古びた愛車に乗り込んで先生のもとへ向かう。
「客途秋恨」で知られる名優ルー・シャオフェンが24年ぶりにスクリーン復帰して主人公アールイを演じ、2023年・第25回台北電影奨で主演女優賞、第18回大阪アジアン映画祭で薬師真珠賞(俳優賞)を受賞。チュアン役で「返校 言葉が消えた日」のフー・モンボーが共演し、「藍色夏恋」のチェン・ボーリン、「僕と幽霊が家族になった件」のリン・ボーホンが特別出演。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国台湾
- 時間---分
- 監督フー・ティエンユー
- 主演ルー・シャオフェン
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2017年に発売された台湾の大ヒットホラーゲーム「返校」を実写映画化。国民党政権下の白色テロ時代を題材に描いたダークミステリーで、第56回金馬奨で最優秀新人監督賞など5部門を受賞した。1962年、台湾では中国国民党による独裁政権のもと、市民に相互監視と密告が強制されていた。ある日、翠華高校の女子生徒ファンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、周囲から人の気配が消えていた。誰もいない校内をさまよう彼女は、政府によって禁じられた本を読む読書会メンバーで、密かにファンを慕う男子生徒ウェイに遭遇。一緒に学校からの脱出を図るが、どうしても外に出ることができない。やがて2人は、学校で起きた政府による迫害事件と、その原因をつくった密告者の悲しい真相にたどり着く。
ネット上の声
- 台湾における表現の多様化と、ひるがえって日本における表現の不自由さを思う
- 1962年、台湾での国民党政権下の白色テロ時代の市民による相互監...
- 学校×怪談の親和性の高さよな…🤔
- 言論統制社会というホラーワールド
ホラー
- 製作年2019年
- 製作国台湾
- 時間103分
- 監督ジョン・スー
- 主演ワン・ジン
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「Jホラーの父」と呼ばれる鶴田法男監督が中国でメガホンをとったサスペンスホラー。中国の人気作家マ・ボヨンのスリラー小説を原作に、世界各国で社会問題となった「青い鯨事件」の恐怖を盛り込みながら映画化した。
大学生のシャオノアは自殺と断定された従姉の死に疑問を抱き、自ら真相を解明することに。犯罪心理学に詳しい従姉の同級生マーに協力してもらい調査を進めていく。やがて、従姉のパソコンに残されていたチャットのやり取りと、「残星楼」というネット小説のリンクを発見。それを読んだシャオノアに、悪夢のような出来事が襲いかかる。
主演は台湾の俳優で「返校 言葉が消えた日」などに出演してきたフー・モンポーと、Netflixシリーズ「流星花園 2018」などで知られる中国のスン・イハン。
ネット上の声
- 中国のホラー映画だけど、監督は鶴田法男さん!観るっきゃない!
- 中盤からいきなりホラーでなくなっちゃう…
- 見えるんDEATH
- この辺↓の記事を読み「中国における幽霊やらその他映像化におけるあれこれ」を先に読
ホラー
- 製作年2020年
- 製作国中国
- 時間96分
- 監督鶴田法男
- 主演スン・イハン
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- 製作年2021年
- 製作国台湾
- 時間95分
- 監督シュー・ユーティン
- 主演ウー・カンレン