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「ハーフ」と呼ばれる2人の青年が自身のアイデンティティを探し求める姿を描いた青春ドラマ。海外の大学に通うハーフの青年・春樹は学校を辞め、自分の居場所を見つけるため、生まれ故郷の日本に帰国する。日本に着くと周囲からは変わったものを見るような目で見られ、久々に会った両親にも理解してもらえない。そんなある日、春樹は建設作業員として働きながら団地で母親と暮らすハーフの青年・誠と出会う。「ハーフ」と呼ばれることを嫌って「ダブル」と訂正する春樹とは違って上手くやっているように見える誠だったが、実は会ったこともない父親と向き合うことができず葛藤していた。春樹と誠は様々な出来事を通して友情を深め、「HALF(半分)」から「WHOLE(全部)」になる旅に出る。2019年・第14回大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Awardを受賞した。
ネット上の声
- 自分自身の悩んでいた時期の過去を思い出して、泣きそうになった
- 若いから…かな
- ハーフの人が抱く葛藤と、誰しもが抱く偏見や思い込みを、少しずつ解いていくような、
- 神戸っ子の川添ビイラルさんが弟のウスマンさん(脚本)と作った45分ほどの短い映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間44分
- 監督川添ビイラル
- 主演サンディー海
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この人なら話を聞いてくれるかな。
30代前後のサラリーマンはよく働いている。平凡な生活を送っているのだが、小さい悩みが重なっていく。誰かとその悩みについて話したいのだが、なかなか誰もきいてくれない。同僚も友達も家族も自分らの悩みもあるので、彼の話は聞きたくない。
ある日の夜、同僚から見放され落ち込んでいる。地下鉄を出たところの橋の上から、その下の線路を眺めている。
振り向くと、誘導棒を持った交通警備員が何もせずに立っている。この人なら話を聞いてくれるかな。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021 ノミネート作品
ネット上の声
- この手の作品みると劇中ではまるで喋れないかのようなオッチャンだが、劇中で描かれて
- 「よく考えてみたら、あいつのことそれ以上何も知らないんだよな
- あまりにピアノがオシャレ過ぎてフランス映画になるとこだった
- 〖SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021:短編映画〗
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川添ビイラル
- 主演山下ケイジ
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瀬戸内海に浮かぶ小さな島。丘の上のロッジを経営する美代子は、彼女の甥のケンジ、そしてミャンマーからやってきた青年アウンと三人で暮らしている。生まれ故郷の福島を離れ、この島に移り住んできた美代子。ミャンマーからの難民であるアウン。そして一緒に暮らしながらも、アウンに気を許すことができないケンジ。彼らの静かな生活。
政治的な情勢から国を追われた者。災害による環境の悪化や、経済的な理由から住み慣れた土地を捨てた者。同じように故郷から遠く離れて暮らす彼らは、どこが似ていてどこが違うのだろうか。
ネット上の声
- 波のゆらめきが、もう、ときめきや、安らぎを与えるだけのものではなくなってしまって
- いろんな事情を持ちつつ、故郷に思いを馳せながら3人は瀬戸内に浮かぶ島のロッジで静
- ストーリーもモチーフも台詞も、24分に収めるには、其々が内包する意味が大きすぎて
- なんか、何にもならなかったと思うけど、何だったのだろう
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川添ビイラル
- 主演尾崎紅