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PFFアワード2019入選作「散歩する植物」など独創的な作品で注目を集める金子由里奈監督の長編デビュー作。“死者”と“声”をめぐる小さくも壮大な旅の行方を描き、「MOOSIC LAB 2019」の長編部門グランプリに輝いた。芹佳那子はバンド練習に向かうバスの中で、とあるメロディを口ずさむ老婆に遭遇する。老婆が抱える木箱に興味を抱いた佳那子は、練習をすっぽかして彼女のストーキングを開始。バスの乗客は次第に減っていき、やがて名前も知らない終着駅の街にたどり着く佳那子だったが……。「渇き。」の松浦りょうが映画初主演を果たし、「教誨師」の五頭岳夫、「僕はイエス様が嫌い」の佐藤結良が共演。関西で活躍するソングライターのTokiyoが音楽を担当。
ネット上の声
- 並行して流れる時間や存在を映し出す、心地のよい幽霊譚。
- 目が映写機化するのはファンタジーへの苦手意識か、イマイチ理解に苦しんでしまったが
- 石や植物など人間以外のものと死者の「思い」を描く監督のスタンスが素晴らしいと思っ
- これを観たとき、画面と同時に観ているこちら側の世界も動き出した気がして、不思議だ
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督金子由里奈
- 主演松浦りょう
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「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」など繊細な感性で紡がれた作品で知られる大前粟生の小説「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を映画化。
京都にある大学の「ぬいぐるみサークル」。「男らしさ」や「女らしさ」というノリが苦手な大学生の七森は、そこで出会った女子大生の麦戸と心を通わせる。そんな2人と、彼らを取り巻く人びとの姿を通して、新しい時代の優しさの意味を問いただしていく。
「町田くんの世界」以来の映画主演作となる細田佳央太が七森を演じ、七森と心を通わせる麦戸役を「いとみち」の駒井蓮が務めた。そのほか、新谷ゆづみ、細川岳、真魚、上大迫祐希、若杉凩らが共演。原作者の大前にとっては著作の初の映像化作品となり、大前とはもともと交流のあった、「21世紀の女の子」「眠る虫」の新鋭監督・金子由里奈が自身の商業デビュー作としてメガホンをとった。
ネット上の声
- 全然おもろくない
- 例えば、今起こっている戦争を自分ごとのように捉え、悲しみ全てを背負ってしまうセン
- この「やさしさ」に共感できるか、できないか
- ぬいぐるみを洗うひともやさしい
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督金子由里奈
- 主演細田佳央太
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瑞々しい言葉がちりばめられた、新感覚の友情物語!
“ 植物になりたい”奏子は、ある日植物園で航と出会う。やがて航には根っこが生えてきて……ふたりの奇妙な友情は言葉によって築かれる人間関係を超えてゆく。印象的な言葉と映像で不思議な世界に惹き込まれる作品。
ネット上の声
- 植物園がめちゃくちゃ既視感あってこれ京都じゃないか??ってずっとモヤモヤしてたけ
- 腐らないためには心を通い合わせるだけでいいんだよね、言葉とかもういらなくなりたい
- 画面の色彩は暗くて湿っぽいのに、頭に流れ込んでくる瑞々しさと鋭さまで感じられるあ
- 好みかどうかでいうと違うのだけれど、何か柔らかで傷つけてはいけないものを感じ、こ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督金子由里奈
- 主演立脇実季