香港ポップス界のスーパースター、デニス・ホーが、アーティストから民主活動家へと変貌していく様を長期密着取材で追ったドキュメンタリー。2014年、警官隊の催涙弾に対抗し、雨傘を持った若者たちが街を占拠したことから「雨傘運動」と呼ばれる香港の民主化デモ運動に、香港を代表するスター、デニス・ホーの姿があった。同性愛を公表する彼女は、この雨傘運動でキャリアの岐路に立たされていた。彼女は中心街を占拠した学生たちを支持したことにより逮捕され、中国のブラックリストに入ってしまう。スポンサーが次第に離れていき、公演を開催することが出来なくなった彼女は、自らのキャリアを再構築するため、第二の故郷であるモントリオールへと向かう。
ネット上の声
- 歌う事、それは戦うこと
- 他人事ではない。こんな風に戦えるか?
- 評価に困る作品
- 【”どうかこの歌が、彼らに届くように・・”2021年の香港の現況を見ると、苦い想いが残るドキュメンタリー作品。だが、2019年までの香港民主主義のために、大国と闘った民衆の記録として価値ある作品。】
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督スー・ウィリアムズ
- 主演デニス・ホー