潔癖症のヤクザとおじさんアイドルという正反対の中年男性の友情を描いたバディムービー。スカコアバンド「RUDE BONES」のボーカリストで俳優や監督としても活躍する大川裕明の長編初監督作で、自ら主演・脚本・編集・音楽も手がけた。昔堅気のヤクザである42歳の金田。潔癖症で人付き合いも苦手な彼は組では浮いた存在で、借金取り立ての仕事をあてがわれている。ある日、金田は東という男の家へ取り立てに向かう。年老いた両親と暮らす44歳の東は、地下アイドル「あずぽん」として活動していた。どこまでも呑気でポジティブなあずぽんにいら立つ金田だったが、ひょんなことから一緒に取り立て旅行をしたり、金田が思いを寄せる女性をあずぽんが誘って3人で飲みに行ったりと、互いを知るうちに特別な思いが芽生えていく。
ネット上の声
- しみじみ。良かったなぁ。
- 【”ガキの頃、誰かが俺の手を繋いでくれていれば。”汚れた世界に生きる汚れなき曰く付きの男二人を描いたバディムービー。映画って予算とか関係なく脚本と設定が良き作品が産み出す所が魅力だなと思った作品。】
- 途中まではかなり面白かったんやが、後半に盛り込み過ぎてチョイグダったかなぁ……、
- とにかく泣いた。切ない、やるせない、そして喜びの涙。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督大川裕明
- 主演大川裕明