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「はりぼて」「裸のムラ」といった政治ドキュメンタリー作品を手がけてきた五百旗頭幸男監督が、能登半島の中央に位置する石川県穴水町を取材したドキュメンタリー。
人口が7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく「人口減少の最終段階」に入った石川県穴水町。元中学校教諭の滝井元之さんは2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けてきた。五百旗頭監督ら石川テレビのクルーたちは、市井からのまなざしにローカルメディアの存在意義を重ねながら、惰性と忖度がはびこる役場と町議会のいびつな関係を浮き彫りにしていく。
そして2024年の元日、能登半島地震が発生。カメラは思わぬ事態に見舞われた町と人々の営みをつぶさに見つめる。やがて五百旗頭監督は、まことしやかに囁かれる穴水町最大のタブーに切り込んでいく。
ネット上の声
- 地方政治のリアルが詰まってて、すごく考えさせられた。単純な善悪じゃなくて、それぞれの正義があるのがリアルだったな。
- 政治って遠い話だと思ってたけど、自分たちのことなんだって気づかされた。
- 議会の動きがちょっと不自然に感じた。もう少し掘り下げてほしかったかな。
- ドキュメンタリーだけど引き込まれた。誰が悪いとかじゃなくて、この町の未来を考えさせられる映画。
ドキュメンタリー
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督五百旗頭幸男
- 主演---
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富山市議会の政務活動費不正問題を追う、地方テレビ局の執念。次々と辞職する議員たち。これは喜劇か、悲劇か。日本の民主主義への警鐘。
2016年、富山市。地方テレビ局の報道記者たちが、市議会議員の政務活動費の不正請求をスクープ。それは、日本の地方政治の闇を暴く壮大な調査の始まり。取材を進めるうちに、辞職ドミノへと発展。税金を私的に流用する議員たちの呆れた実態と、開き直る姿。カメラは、彼らを追い詰める記者たちの執念と、腐敗した議会の構造を克明に記録。笑うに笑えない日本の縮図が、ここにある。報道の力を問う、衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- どんなお笑い芸人のコントより笑った。でもこれ全部実話なんだよな…。日本の地方政治の闇をユーモアたっぷりに、でも鋭く切り込んでて最高でした。
- 最初はコメディかと思ってたらドキュメンタリーでびっくり!議員さんたちの言い訳が面白すぎて、呆れるのを通り越して笑っちゃいました。
- 邦画史上最高のコメディ映画w
- 富山の話だけど、これって日本全国どこでもありそうな話だよね。笑えない現実を見せつけられた感じ。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督五百旗頭幸男
- 主演佐久田脩
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たった一つの村長選が、日本の縮図を映し出す。閉鎖的な共同体に切り込む、衝撃のドキュメンタリー。
群馬県のとある小さな村。ここで繰り広げられる村長選挙は、日本の地方が抱える問題を凝縮したかのようだった。長年にわたり特定の家系が権力を握る、閉鎖的なコミュニティ。そこに「変化」を掲げる新人が立候補したことで、水面下にあった対立や同調圧力が一気に噴出する。カメラは、選挙戦を通じて露わになる、血縁、地縁、そして古くからのしきたりに縛られた人々の姿を克明に記録。この村の現実は、決して他人事ではない。日本の民主主義の根幹を問う、問題作。
ネット上の声
- 俺は分かっているから大丈夫だって言いながら結局自分の思う方向に人を動かそうとする
- 「はりぼて」で富山市の市議14名ドミノ辞任をドキュメンタリーにした五百旗頭幸男監
- 名作「はりぼて」と比べたら、観てられないレベルです。
- 富山県のチューリップテレビで富山市議の政務活動費の不正使用を追った映画「はりぼて
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督五百旗頭幸男
- 主演---