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「岬の兄妹」の片山慎三監督が佐藤二朗を主演に迎え、姿を消した父親と、必死に父を捜す娘の姿を描いたヒューマンサスペンス。大阪の下町に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と言う智の言葉を、楓はいつもの冗談だと聞き流していた。しかし、その翌朝、智が忽然と姿を消す。警察からも「大人の失踪は結末が決まっている」と相手にされない中、必死に父親の行方を捜す楓。やがて、とある日雇い現場の作業員に父の名前を見つけた楓だったが、その人物は父とは違う、まったく知らない若い男だった。失意に沈む中、無造作に貼りだされていた連続殺人犯の指名手配チラシが目に入った楓。そこには、日雇い現場で出会った、あの若い男の顔があった。智役を佐藤が、「湯を沸かすほどの熱い愛」「空白」の伊東蒼が楓役を演じるほか、清水尋也、森田望智らが顔をそろえる。
ネット上の声
- 想像の上を行く作品。最後のラリーの先は?
- ラストの父娘の卓球シーンが心に残る良作
- 捜し者は誰ですか?見つけ難い者ですか?
- さあ、永遠に続くラリーを始めましょう
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督片山慎三
- 主演佐藤二朗
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ポン・ジュノ監督作品や山下敦弘監督作品などで助監督を務めた片山慎三の初長編監督作。ある港町で自閉症の妹・真理子とふたり暮らしをしている良夫。仕事を解雇されて生活に困った良夫は真理子に売春をさせて生計を立てようとする。良夫は金銭のために男に妹の身体を斡旋する行為に罪の意識を感じながらも、これまで知ることがなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れることで、複雑な心境にいたる。そんな中、妹の心と体には少しずつ変化が起き始め……。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞を受賞。
ネット上の声
- 重苦しい閉塞感の中でも生きる事を貪り食う作品です。
- 全く救いが無い、これはすごいこと
- 映画でしか表現出来ないおぞましさ
- あのぉ。どうですか、一万円で。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督片山慎三
- 主演松浦祐也
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長編デビュー作品「岬の兄妹」が話題を呼び、高い評価を受けた片山慎三監督が、同作のスタッフを招集して手がけた短編映画。深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけで座り込み、煙草を吸いながら誰かと電話をしている紗希。その横には翔という名の男が血まみれの意識朦朧とした状態で倒れていた。2年前、映画制作のスタッフとして下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔と出会い、ほどなくして2人は肉体関係を持つようになる。翔を愛する紗希は、彼のために借金を重ねるなどして身も心もささげていった。しかし、翔には別の女の影があり……。事件にいたる全貌が明らかになる過程で、女たちの切なく狂おしい純愛の形を描き出していく。
ネット上の声
- 本名は?何?!そんなの知らないし。あんた名前は?!
- そもそも、この男のどこに魅力があるのか?!
- 空っぽで寂しい物語
- 脚本がうまい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間33分
- 監督片山慎三
- 主演清瀬やえこ