母に届いた一通の手紙。それは、雪の小樽に眠る、初恋の記憶を呼び覚ます旅の始まり。
冬のある日、高校生のセボムは母ユンヒに届いた一通の手紙を盗み見てしまう。差出人は、日本の小樽に住むジュン。それは、母が長年心の奥底に封印してきた初恋の相手からの便りだった。何も知らないふりをして、セボムはユンヒを小樽への旅行に誘う。一面の銀世界が広がる静かな街で、母の過去の秘密と、これまで知らなかった母の表情に触れていくセボム。一方ユンヒも、娘との旅を通して、忘れようとしていた大切な記憶と自分自身の心に静かに向き合い始める。二人の女性の心の旅路を、雪景色と共に繊細に描き出す物語。
ネット上の声
- 小樽の雪景色がとにかく美しくて、静かで切ない物語に引き込まれました。登場人物みんなが幸せになってほしいと願わずにはいられない、心に沁みる作品です。
- 娘がお母さんのために計画する旅、っていうのがもう良い。不器用な二人の愛が伝わってきて、最後はグッときた。
- 雰囲気はすごく綺麗なんだけど、全体的に静かすぎてちょっと退屈しちゃったかも。刺さる人には刺さるんだろうな。
- ただただ、美しかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間105分
- 監督イム・デヒョン
- 主演キム・ヒエ