「山守クリップ工場の辺り」がロッテルダム国際映画祭とバンクーバー国際映画祭でグランプリを受賞するなど国際的に高く評価された池田暁監督が、不条理な世界で生きる人間たちをユーモラスかつシニカルに描いた長編第4作。いつの時代でもない、架空の町。この町は川の向こう岸にある町と、目的も分からない戦争を何十年も続けている。毎日、朝9時から夕方5時までが戦争の時間だ。町で兵隊として暮らす露木は、向こう岸から聴こえてきた音楽に心ひかれるように。そんな中、町に新しい兵器と部隊が来るという噂が広まり、彼らの生活は変化していく。主演は「あゝ、荒野」の前原滉。若手映画作家を支援する「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」の一環である「長編映画の実地研修」として製作された。第21回東京フィルメックスで審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 喜劇でもなく悲劇でもなく中途半端
- マジメなのにボンヤリな国民性を乏しい表情で哂う不条理喜劇
- 「石橋」と「片桐」の演技は背筋が凍る!
- とっても妙ちくりんな作品ですが
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督池田暁
- 主演前原滉