第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルドの死の真相を追求した「誰がハマーショルドを殺したか」、平凡な一般市民が北朝鮮の武器闇取引の実態を暴き出した「THE MOLE(ザ・モール)」などで注目されるデンマークのジャーナリストでドキュメンタリー作家のマッツ・ブリュガー監督が、2009年に初めて手がけた長編ドキュメンタリー映画。北朝鮮の独裁国家としてのリアルな実態を暴いたことで、ブリュガー監督が北朝鮮から出入り禁止処分となった一作。知られざる北朝鮮の人々の素顔を暴くため、異文化交流と称して舞台公演の許可を得ることに成功したブリュガー監督は、韓国系デンマーク人で脳性麻痺を持つヤコブとシモンの2人のコメディアンと共に北朝鮮に向かう。熱烈な歓迎を受ける一方で、彼らの行動は常に監視され、本番までの間にヤコブとシモンのコントは幾度となく修正を加えられる。そんな中、ヤコブが金日成広場で行われる軍事パレードに参加させられることになる。軍事パレードの圧倒的な威圧感に、ブリュガー監督もさすがに恐れを抱くが……。
ネット上の声
- 北朝鮮の緊張感が伝わるドキュメンタリー
- 隠し撮りに期待したが・・・
- 特殊な映画だけど、評価は分かれるかなぁ…。
- 北朝鮮を全力でおちょくるドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国デンマーク
- 時間91分
- 監督マッツ・ブリュガー
- 主演マッツ・ブリュガー