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大人が担うべき家事や家族の世話を日常的に行う子どもたち=「ヤングケアラー」をテーマに描いたオリジナル作品。本来享受できるはずの「子どもとしての時間」を奪われているヤングケアラーの問題、そして高齢化社会の中で避けて通れない介護の問題を通して、成長する家族の物語を描く。
みんなが進路について思い悩む高校3年生。サトは上京して演劇の世界に行くことを夢見ているが、認知症の祖母シズの介護のため、演劇部の練習を今日も早退する。サトはシズと父の3人暮らしで、大変ながらも仲良く暮らしている。シズは最近、「旅行」と言ってひとりでやたらとどこかに行きたがる。そのたびに危ないからと止めていたサトだったが、ある日、シズの長年の夢がハワイ旅行に行くことだったと知る。次第にシズの状態が悪くなってきていることから、サトは家族の最後の思い出にと、逗子で「疑似ハワイ旅行」を計画する。
「へんげ」「メイクルーム」「ミスミソウ」などで俳優として活躍し、近年は監督としても活動している森田亜紀がメガホンをとった。「17歳は止まらない」「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の片田陽依が主人公サトを演じ、映画初主演を飾った。
ネット上の声
- これはヤングケアラーや病気モノの映画じゃない
- サトちゃんといえばオレンジの象
- 2024/01/10鑑賞
- ヤングケアラーであるヒロインと認知症を発症した祖母、そしてその周囲の人々との物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督森田亜紀
- 主演片田陽依
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議員の娘の岸菜穂子(永井彩加)はクラスの中心的人物で、高校生ラジオDJとして働いていた。ある日、転校生の清水洋輝(織部典成)に意外な一面を見られた菜穂子は、彼に本音をもらす。一方、ダンサーになる夢を持つ里見おと(三原羽衣)は、萩原隆(南北斗)が学校に来ない理由を知り、自分の夢を捨てて彼を手伝うと言い出す。
ネット上の声
- まばゆい青春の日々は二度と戻ってこない!だから、今を光り輝け!
- 高校生たちの揺れ動く思いが伝わる作品
- 物語構成は高校卒業に沿って起承転結がしっかりあったが、特出した面白さはあまり感じ
- 舞台は静岡県伊東市・・卒業を間近にした高校三年生の将来の夢に希望を持ちながらも迷
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督高石明彦
- 主演永井彩加
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2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、大人と子どもの狭間で不安を抱える若者たちを応援すべく製作された青春映画。
ケンカに明け暮れ、少年院に入っていたこともある成田誠は、やることもなく、母親ともケンカして家に帰らずにいた。そんな誠のもとを教育委員会職員のナツミが訪れ、「成人式の実行委員になってほしい」と言う。最初は断った誠だったが、小学生の頃に見ていた夢を思い出し、映画を作れるならという条件で、実行委員になることを承諾する。引きこもりのカケル、インフルエンサーのスイら同級生と一緒に、素人集団で勢いだけの映画制作に乗り出す誠だったが……。
テレビドラマ「下剋上球児」などに出演して注目を集める兵頭功海がマコト役を務め、SNSで人気のインフルエンサーでもある三原羽衣がスイ、「高一ミスターコン2017」グランプリ受賞の黒田昊夢がカケル、映画「マリッジカウンセラー」をはじめドラマや舞台でに活躍する久田莉子がナツミを演じる。そのほか中島知子、雛形あきこ、デビット伊東、阿部亮平、金子みひろ、黒田アーサーらが共演。監督は「橘アヤコは見られたい」「ヘタな二人の恋の話」の佐藤周。2023年12月に池袋シネマ・ロサで先行上映された後、2024年3月から全国公開。
ネット上の声
- エンディングロール見てて、 え?あの人アーサーだっての?!って、驚...
- 18歳のこどもだまし
- 予告落ちorz
- 非常に評価が難しいというか、今作を否定することによりこれからの未来のある若者を頭
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督佐藤周
- 主演兵頭功海