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歌人の山中千瀬が初めて映画の脚本を手がけ、海辺の故郷を離れて音信不通となった姉妹の再会をつづった中編映画。
都会での単調な毎日に生きる意味を見失っていた姉・くーちゃんのもとに、妹・さきちゃんから突然電話がかかってくる。故郷ではない海辺で会うことにした姉妹は、かつて一緒に読んだ一編の詩をきっかけに、共通の記憶と感情を呼び起こされていく。記憶と夢が混ざりあい、現実と想像が絡みあう世界で、姉妹は新たな脱出の旅を始める。
山中千瀬が自身の詩「脱出の最中」をタイトルに執筆したオリジナル脚本に、山中の創作「夢日記」からの引用を加え、映画と言葉のコラボレーションに挑戦。姉妹の再会の物語を「断片化された言葉」と「身体」の再会のメタファーとしてとらえ、人と人とが時間と場所を再び共有することの新たな感覚を紡ぎだす。
「オーガスト・マイ・ヘヴン」の村上由規乃が妹・さきちゃん、「ふゆうするさかいめ」のカワシママリノが姉・くーちゃんを演じた。東京・多摩市で映画の上映やシネクラブを行なっているカフェバー「キノコヤ」が製作を手がけ、「にわのすなば GARDEN SANDBOX」「ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ」の黒川幸則監督がメガホンをとった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督黒川幸則
- 主演村上由規乃
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東京都多摩市でインディペンデント映画の上映などを行っているカフェバー「キノコヤ」が初めて製作した長編映画。
友達の誘いで知らない町、十函(とばこ)にアルバイトの面接に訪れたサカグチは、仕事内容の理不尽さにバイトを断って家に帰ろうとする。しかし、なぜかすんなり帰ることができず、町をさまようなかで謎めいた出会いと別れを繰り返す。
かつて鋳物工業で栄え、現在も工場街のある埼玉県川口市の領家で撮影が行われ、時代の変遷の中で失われつつある都市近郊の風景の痕跡を、さまよい歩く主人公の姿を通して映し出す。出演は「ふゆうするさかいめ」のカワシママリノ、「オーファンズ・ブルース」「街の上で」の村上由規乃ら。監督は「ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ」の黒川幸則。
ネット上の声
- リバーサイドと時をめぐる彷徨
- 感受性が豊かすぎて社会に馴染めないですみたいな人間がそもそも馴染もうという気すら
- 中原昌也が究極の雑木林映画と言っていたがロケ地は荒川沿いの川口で、東京のどのあた
- キャンドルジュンの記者会見ライブ配信にかなり持ってかれそうになったけど、何とか自
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督黒川幸則
- 主演カワシママリノ
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イラストレーターやコラムニストとしても活躍する住本尚子監督が、東京都北区を舞台にノスタルジックな映像とアニメーションを織り交ぜながら描いた長編デビュー作。喫茶店でアルバイトするマリノは、まるで現実を遠ざけるかのように毎日眠りすぎてしまい“床ずれ”の痛みに悩んでいた。ある日、常連客のマモルが寝具販売の仕事をしていると知り、新しい布団を買いに行くことに。しかし、その日を境に家の中で人影が見えるようになったり、踊れないはずのダンスが突然踊れたりと奇妙な出来事が続く。そんな中、マリノは幼なじみのミノリと再会するが、ミノリが話す思い出はマリノが覚えていないことばかり。静かだったマリノの日常は、少しずつ揺らぎ始める。池袋シネマ・ロサの新人監督特集vol.7で劇場公開。
ネット上の声
- コーヒーカップは薄さが大事
- いつも意味を考えてしまう私には謎な世界の集まりだったけれど、こうなれたらいいなの
- 眠ると起きる、今日と明日、幽霊と人間、情熱と暴力、未来と過去、夢と現実、あなたと
- 演技経験のない人が演技をするのを1時間観るのは、内容に集中できないのでちょっと大
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督住本尚子
- 主演カワシママリノ