校舎の取り壊しが決まった高校、最後の卒業式。少女たちが抱える恋と未来への想いを描く、切なくも瑞々しい青春群像劇。
廃校が決まり、校舎が取り壊される地方の高校。その最後の卒業式の日。料理部部長の山城まなみは、想いを寄せる彼のために、あるお菓子作り。バスケ部のキャプテン後藤は、恋人との将来に悩む。軽音部の神田は、親友に伝えられない想いを抱え、屋上へ。そして、卒業生代表の答辞を読むまなみ。それぞれの少女が、校舎への別れと共に、自身の恋や友情、未来への一歩を踏み出そうとする。過去と未来が交錯する特別な一日。少女たちの「卒業しない」想いの行方。
ネット上の声
- 卒業という誰もが経験する節目を、こんなに繊細に描くなんて…。自分の高校時代を思い出して、胸が締め付けられた。役者さんたちの透明感がすごい。
- こういう青春映画が観たかった!キラキラしてるだけじゃない、痛みや迷いがリアル。河合優実さんの表情に全部持っていかれた。
- 大人になると忘れてしまう感情を思い出させてくれる。ちょっと切ないけど、見終わった後の余韻が心地よかった。
- 派手な事件は起きないけど、少女たちの心の動きが丁寧に描かれていて引き込まれた。卒業したくない、でも進まなきゃいけない、あの感じが蘇る。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督中川駿
- 主演河合優実