俳優・佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演となった同名舞台を佐藤の監督・脚本・出演、山田孝之主演で映画化。その島には至るところに置屋が点在し、本土から日に2度来る連絡船が島への客の往来の足となっている。島に暮らす人びとはこの閉塞された島で一生を過ごし、女たちは客からの話を聞いて「外」への思いをはせ、男は女たちの多くが抱く夢を一笑に付して島に留まらせる。ある置屋の3兄妹。店を仕切る長男の哲雄は凶悪な性格で恐れられ、こびへつらう次男の得太を子分のように従えている。長女のいぶきは、長年患っている持病で床に伏している。この置屋で働く4人の個性的な遊女たちは、女を売る家で唯一女を売らず、誰よりも美しいいぶきに嫉妬していた。山田、佐藤のほか、仲里依紗、向井理、坂井真紀らが顔をそろえる。
ネット上の声
- 歯車ヲ違えた人々の関係性がおかしくも楽しく感じられる作品。
- 仲里依紗と坂井真紀の美しさ
- 翻訳こんにゃく〜
- 思いつく限りの不幸をとにかく詰め込んだ物語といった印象で、ストーリーにあまり奥行
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督佐藤二朗
- 主演山田孝之