終戦直後のレニングラード。戦争で心に深い傷を負った二人の女性が、絶望の中で見出そうとする「生」の意味。
1945年、第二次世界大戦の爪痕が深く残るソ連・レニングラード。戦場でPTSDを患った長身のイーヤは、病院で看護師として働きながら、戦友マーシャの息子を育てていた。そこへ、復員したマーシャが帰還。しかし、ある悲劇的な事故が二人を襲い、彼女たちの歪んだ共依存関係が露わになる。マーシャはイーヤにある無謀な要求を突きつけ、二人の未来は予測不能な方向へ。戦争が奪ったもの、そして残したものを、二人の女性の姿を通して鮮烈に描き出す衝撃作。
ネット上の声
- 戦争における本当の敵とは、軍部を維持するために命令を下す外道だと思う
- 女同士の歪な友情。背景としての「戦争」は描き切れた?
- 傷付いた女性たちの破滅と奮闘
- 戦争で「壊れた」女たち
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ロシア
- 時間137分
- 監督カンテミール・バラーゴフ
- 主演ヴィクトリア・ミロシニチェンコ