2025年、戦争が終結したウクライナ東部。心に傷を負った元兵士が、荒廃した大地で死者を弔いながら、失われた希望と愛を探す物語。
舞台は、ロシアとの戦争終結から1年後の2025年、ウクライナ東部。大地は汚染され、インフラは破壊され尽くした荒廃した土地。PTSDに苦しむ元兵士のセルヒーは、戦争で心身ともに傷つき、生きる目的を見失っていた。製鉄所での職も失い、絶望の淵に立たされる。そんな中、彼は戦死者の遺体を掘り起こし、身元を確認して埋葬するボランティア活動に参加。そこで同じくボランティアとして働く女性、カティアと出会う。彼女もまた戦争で心に深い傷を負っていた。二人は、死と隣り合わせの過酷な作業を通じて互いの痛みを分かち合い、少しずつ心を通わせていく。荒れ果てた世界で、彼らは新たな未来を築けるのか。絶望の中から再生への一筋の光を見出す、静かで力強い人間ドラマ。
ネット上の声
- これが2019年に制作とは!
- ただただ虚しい
- 戦争は生きる意味を奪い、そして与える
- 真の「クワイエット・プレイス」
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ウクライナ
- 時間109分
- 監督ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ
- 主演アンドリー・リマルーク