「木靴の樹」「ポー川のひかり」の巨匠エルマンノ・オルミ監督が、第1次世界大戦開戦から100年にあたる2014年に平和を願って撮りあげた戦争ドラマ。1917年、冬。北イタリアの激戦地アジアーゴ高原では、オーストリア軍と対峙する前線のイタリア兵たちが、大雪で覆われた塹壕の中にこもっていた。飢えや病気で次々と倒れていく中、司令部から不条理な指令が下され、兵士たちは追いつめられていく。さらに、オーストリア軍の激しい攻撃が彼らを襲う。出演は「ジョルダーニ家の人々」「007 カジノ・ロワイヤル」のクラウディオ・サンタマリア、「明日、陽はふたたび」のニッコロ・センニ。「イタリア映画祭2015」で上映され、16年劇場公開。
ネット上の声
- 映像詩による、とても私的な遺言のよう
- 醜い獣は、100年の時を経ても……
- ストーリーに引き寄せられない
- 個人的なオマージュ映画ですね
戦争
- 製作年2014年
- 製作国イタリア
- 時間76分
- 監督エルマンノ・オルミ
- 主演クラウディオ・サンタマリア