「草の響き」などに出演した俳優の林裕太を主演に、バーに間借りしたカレー屋で美味しいカレー作りに没頭する青年と、彼を取り巻く人々との人間模様を描いた。
都内のバーを間借りしてカレー屋を営業する杉田泰通は、3人の女性に恋をしていた。ひとりは大学時代の先輩の涼子、もうひとりは食材を配達してくれるリピ、そして最後のひとりはバーのマスターの妻である希だ。彼はその秘めた思いを自主制作のラジオ番組に送り、パーソナリティのマイケルとリスナーだけに打ち明けていた。このまま3人とは変わらぬ関係で、平凡な日々が続いていけばそれでいいと思っていたある日、希の夫である風源から思いも寄らない電話がかかってくる。
監督・脚本はこれが長編初作品となる増田嵩虎。
ネット上の声
- 震えた。ずっとこの世界に浸っていたい。
- カレーとラジオ、そして拗らせた恋。なんか全部が愛おしく感じたな。
- コロナ禍の間借りカレー屋さんっていう設定が今っぽい。主人公の不器用な片想いをずっと応援したくなっちゃう映画でした。
- 主人公から目が離せない。永遠に見ていられる気がする。不思議な魅力がある作品。
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督増田嵩虎
- 主演林裕太