「モバイルハウスのつくりかた」の本田孝義が、25歳でこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたくけんしん)の俳句に生きた人生を、生きづらさを感じている現代の中学生に重ね合わせて描いていく、初の劇映画監督作。2017年、放課後の校内で見回りをしていた師岡敬教頭は、掃除用具ロッカーに閉じ込められていた生徒・小堀明彦を発見する。散らかっていたゴミの中に見つけた紙には「予定は決定ではなく未定である」と記されていた。その言葉は、かつて師岡が出会った少年・住宅春美、後の住宅顕信が書いたものだった。住宅春美が高校には進学せず、調理師学校に行くことを聞かされてから数年後、師岡の元に住宅春美から一通のハガキが届く。そこには春美が仕事を辞めて浄土真宗の僧侶になり、法名を顕信としたことが記されていた。住宅顕信が自宅に作った「無量寿庵」を訪れた師岡は、顕信から五七五にとらわれない自由律俳句に凝っていることを聞かされる。
ネット上の声
- 単なる伝記的な映画ではなく現代のいじめも絡めた作品❗
- 小豆島の尾崎放哉記念館とお墓と資料館を訪れ、自由詩のガツンとくる表現に惹かれて関
- この顕信に憧れるいじめられっ子のターン、要るかな?芝居も中途半端だし
- 岡山市に生まれ、25歳で生涯を終えた夭折の俳人、住宅顕信の生涯を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督本田孝義
- 主演木口健太