退屈な田舎町、壊れた家族。人生にうんざりした少女が、一人の男との出会いをきっかけに未知の世界へ踏み出す物語。
カナダの小さな田舎町。高校生のレオニーは、再婚したばかりの母と、その新しい夫とのぎこちない生活に息苦しさを感じていた。退屈な日常、意味のない学校生活、すべてから逃げ出したいと願う彼女の前に、年上のミュージシャン、スティーヴが現れる。彼の自由奔放な生き方に惹かれ、レオニーは彼と共に町を出ることを決意。しかし、憧れていた新しい世界は、彼女が想像していたような輝かしいものばかりではなかった。大人になることの痛みと戸惑い、そして自分自身を見つめ直すひと夏の冒険。
ネット上の声
- 【”蛍はいなくなった・・。” 17歳の少し生意気だが”何を遣りたいのか分からない”焦燥感と苛立ちを抱えた少女の姿を、複雑な両親との関係性を絡ませて描いた作品。小品だが、素敵な風合の作品である。】
- 17歳という微妙な年齢、ちょっとややこしい家庭
- 思春期の少女の揺れ動く気持ちを見事に表現
- ケベックの海沿いの街と、人々を見る
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国カナダ
- 時間96分
- 監督セバスティアン・ピロット
- 主演カレル・トランブレ