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上映時間317分の長編「ハッピーアワー」で、主演に起用した演技経験のない4人の女性たちにロカルノ国際映画祭最優秀女優賞をもたらすなど、挑戦的な作品を手がけ続けている濱口竜介監督による短編作品。17歳で死んだ三月は、それ以来、同級生の雄三にとり憑き、現世に留まっていた。そんなある日、亡くなった姉に捧げるドキュメンタリーを作っているという三月の妹・五月が、雄三のもとを訪れる。生前の姉の関係者に話を聞いて回っているという五月に、雄三は三月のことを話し始めるのだが……。「ハッピーアワー」劇場公開1周年を記念した濱口竜介監督の特集上映「ハッピー・ハマグチ・アワー」(2016年12月10日から東京・ポレポレ東中野ほか)で公開。
ネット上の声
- 完全にハマリュウのファンの子と化した
- 死んだ魂を憑依させるというイタコ的な設定から「演じる」という行為の異質さと普遍性
- なるほどピンマイクの使い方とか視線の演出とか凄かったけれど、技巧が全面に出過ぎて
- 最初、違和感があるけど、男と一緒にいる女を完全無視する女が出てきて物語の事情が呑
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間38分
- 監督濱口竜介
- 主演岡部尚
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2022年・第23回東京フィルメックス「メイド・イン・ジャパン」部門上映作品。
ネット上の声
- いいぞ大谷51ー51
- 映画祭で乳児売買とか移民殺害に領土紛争等々社会問題というか殺伐とした映画ばかり見
- 現実とは全く異なる風景というレビューも見たけど、自分にとっては全く現実そのものの
- さまよう若い女と、河原の石で水切り遊びをする男との、子どもに還ったような束の間の
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督太田達成
- 主演小川あん
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「春原さんのうた」で国内外から高く評価された杉田協士監督の長編第4作で、デビュー作「ひとつの歌」以来12年ぶりとなるオリジナル作品。
書店員として働く25歳の春は、ベンチに座っていた雪子の顔に浮かぶ悲しみを見過ごせず、道を尋ねるふりをして声をかける。その一方で、春は剛という男性を尾行しながらその様子を確かめる日々を過ごしていた。春は子どもの頃、街で見かけた雪子や剛に声をかけた過去があった。そんな春の行動に気づいていた剛が彼女の職場に現れ、また春自身が再び雪子に声をかけたことで、それぞれの関係が動きはじめる。春は2人と過ごす中で、自分自身が抱える母への思いや悲しみと向き合っていく。
「スウィートビターキャンディ」「あいが、そいで、こい」の小川あんが春役で主演を務め、雪役で中村優子、剛役で眞島秀和が共演。
ネット上の声
- 道端で偶然出会った人々が、打ち解けて意気投合する様子…かと思いきや...
- 杉田協士監督作で反復される“うた”。多摩映画としての一面にもご注目
- よくよく考えたら別に何も隠してないし、むしろ全てを見せてくれてるよな
- ワークショップでの小川あんとおばさんとの視線のやり取りはおもろかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督杉田協士
- 主演小川あん
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幽霊について「語る」ことに焦点をあてたユーモラスな4つの寓話でつづったヒューマンドラマ。
とある郊外の街に滞在して小説を執筆する作家の男性が、街にとりつかれてさまよう様子を描いた第1話「CAT IN THE FOG」、森の奥で父親のオバケを探す姉妹を描く第2話「SISTER’S VIEW」、亡き兄のパートナーと共同生活を送る青年が突然兄の幽霊になったと言い出す第3話「幽霊を愛する方法」、自分の生き方や社会に疑問を抱く就職活動中の女性が盲目の旅人からある示唆を受ける姿を描いた第4話「むかしむかし、ある国で」。それぞれの幽霊についての語りが時に重なり合いながら、やがておぼろげにひとつの世界をつくり出していく。
出演は「PLASTIC」の小川あん、「窓辺にて」の斉藤陽一郎、「サマーフィルムにのって」の祷キララ、舞台を中心に活動する伊東沙保。「ボディ・リメンバー」で監督デビューした俳優・山科圭太の監督第2作。
ネット上の声
- ムーラボの2本目面白そうやし、今日こそ!思っていたのに案の定大忙しで脱出ならず…
- この映画、出鱈目?
- 昨年末までに観た映画で感想を書いてない作品が溜まっているため、少しずつ言語化して
- 幽霊そのものよりもその予感についてまるで4人の監督が撮ったかのような異なったアプ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督山科圭太
- 主演小川あん
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国内外の映画祭や広告賞で評価されている4人の新鋭監督による、不条理な恐怖の物語を集めたホラーショートフィルム集。
抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公の女性・楓が、夜道で出会ったひとりの女から犬のように吠えられ、それ以来その女のことを忘れられなくなってしまう姿を描いた「犬」、とあるパーティに出かけた夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく「Rat Tat Tat」、湖のほとりで飲み会を楽しんでいた若者たちが、仲間のひとりが溺れかけたことをきっかけに水の呪いに飲み込まれていく「洗浄」、不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木の周囲でおかしな現象が起こりはじめる様子をつづった「VOID」の4作品で構成される。
「犬」では、「彼女はひとり」の中川奈月が監督、「彼方のうた」「PLASTIC」の小川あんが主演を務めた。「Rat Tat Tat」は監督・佐久間啓輔×主演・錫木うり、「洗浄」は監督・宮原拓也×主演・夏子、「VOID」は監督・岩崎裕介×主演・野内まる。
ネット上の声
- うーん😔 どれもどれ
- 4人の新進気鋭の映画監督が「ホラー」という枠組みだけ与えられて作った4本立て短編
- 場の雰囲気というものもあるが、滑り込みで2週間上映に間に合って本当によかった!
- どれも日常にある負の感情をテーマにしていて、いろんな意味でグロい4作品でした
ホラー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督中川奈月
- 主演小川あん
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「カメラを止めるな!」を生み出した映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第8弾で製作された2作品のうちの1作。短編「ひとまずすすめ」が国内の多数の映画祭で受賞を果たした柴田啓佑監督が、ある海辺の田舎町を舞台に、それぞれの問題を抱える男子高校生たちが、イルカの調教師を夢見る留学生と出会ったことから始まる、夏の初恋の物語を描いた。2001年の夏、海辺の田舎町に住む高校生・萩尾亮は、同級生の学、小杉、堀田ととも高校最後の夏休みを過ごすことに。そんなある日、イルカの調教師を目指して台湾からやってきたという留学生の少女リンと出会った亮だったが、イルカと海が大嫌いな亮はリンと対立してしまい……。
ネット上の声
- 人が死ぬ必要がない
- 青春サマー!
- 序盤、諦めそうだったものの、水の映画が好きなもんだから、こんなにも水を感じれるこ
- 『カメラを止めるな!』を生み出した映画専門学校【ENBUゼミナール】のワークショ
青春
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督柴田啓佑
- 主演小川あん
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「ピンカートンに会いにいく」「天国はまだ遠い」「あいが、そいで、こい」などで活躍する小川あんの主演で、大人と子どもの間で揺れる女子高生の、甘くて苦いひと夏の恋を描いた青春群像劇。大学受験を控えている女子高生のサナエは、同性のグループや人と交わるのが少し苦手だった。大人にならなければと自分でも思っているが、なかなかうまくいかない。夏休みになると、家には東京の大学に通う姉が帰ってきて、それに加えて、両親の都合で家政夫を雇うことになる。やってきた家政夫の裕介は、最初は無骨で少し怖かったが、サナエは彼を知っていくうちに、どこか自分と似ている部分があることに気づく。それは彼女にとっての甘い初恋だったが……。サナエが恋心を抱く家政夫の裕介役に「カナリア」の石田法嗣。監督は「太陽を掴め」「新しい風」の中村祐太郎。
ネット上の声
- ポップコーンボム
- サナエの苦悩
- 少しコミュ障な女子高生と、過去の自らの過ちから人との関わりを避ける青年という、ぎ
- 前作「新しい風」がめちゃくちゃ面白すぎて期待値を上げすぎたが途中までは良い感じに
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督中村祐太郎
- 主演小川あん
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「大和(カリフォルニア)」「TOURISM」などで国内外から注目を集める宮崎大祐監督が、幻のアーティスト「エクスネ・ケディ」による1974年ライブ音源アルバム「StrollingPlanet’74」をモチーフに撮りあげた青春映画。
2018年、名古屋。1970年代に世界を席巻するも瞬く間に解散したアーティスト「エクスネ」の音楽を愛するイブキは、同じくエクスネのファンでミュージシャンとして東京進出を夢見るジュンと出会い、恋に落ちる。2人の出会いから、その4年後に東京で開催されるエクスネ再結成ライブまでの日々を描く。
「あいが、そいで、こい」の小川あんがイブキ、俳優のほかミュージシャンとしても活動する藤江琢磨がジュンを演じ、小泉今日子、鈴木慶一、とよた真帆、尾野真千子らが脇を固める。「エクスネ・ケディ」こと井手健介が本作のために結成した「PLASTIC KEDY BAND」が音楽を担当。
ネット上の声
- 特になんの先入観もなく薦められた映画を久しぶりに見たけど、総合的には良作品だった
- エクスネ・ケディ
- 舞台挨拶鑑賞
- 物語が進むにつれてどんどん情報が減っていき、観てるこちらはどんどんこの世界にのめ
音楽
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督宮崎大祐
- 主演小川あん
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内向的な性格で、自分の意見や感情を上手に表現できない女の子・レイ。恋人の中村との時間は穏やかだが、情熱的な何かはない。ある夜レイは、幼い頃に母が離婚し離れ離れになってしまった実の父に会いたいと強く願い、静かな彼女の心に情熱がともる。
ネット上の声
- 「赦し」で惚れた女優さん松浦りょうさん出ているやん!って観たんやが、主演は小川あ
- 〖レイのために〗(映画/日本/2019)
- やりたくなる気持ちはとても分かるが、フィクションが成立するためにはやらない方がい
- ストーリーはあるハズなのにセリフや演出が抽象的すぎて意味不明になってしまっていて
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督坂本ユカリ
- 主演小川あん
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ほろにが群像コメディ
コーヒーにこだわるマスターがいるカフェに集う一癖ある客たち。やめたい芸人、鬼マネージャー、売れない役者、そして、貢ぐ女。やがてそれぞれの夢がからみ合っていく…。ちょっとおかしくて温かい気持ちになれる作品。
ネット上の声
- 小川あんの変顔が可愛すぎて泣くかもしれないよ〜!
- 『彼方のうた』を観て→小川あんさんの演技に惹かれて→鑑賞しました
- とあるカフェに集まった人達を描いた短編コメディ作品
- キャラや役者、深夜ドラマみたいな演出よかった
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督高山直美
- 主演仙田遥平
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同じ名前を持つ3組の男女が偶然同じカフェで待ち合わせたことから巻き起こる騒動を、巧妙なストーリー展開で描いたコメディドラマ。娘の響子と15年ぶりに再会する父・佐藤順平。パパ活サイトを通じて知り合ったキョウコと初めて会う佐藤優作。アイドル志望の少女・京子と待ち合わせしているスカウトの佐藤健吾。カフェで待つ3人の男たちの前にそれぞれの約束相手が遅れてやって来るが、誤って別々の席に案内されてしまう。3組の男女は勘違いに気づかないまま話を進めていくが……。父と再会する女子高生役に「あいが、そいで、こい」の小川あん。第10回・日本映像グランプリで優秀映画賞を受賞した。東京・池袋シネマ・ロサの「新人監督特集 vol.4」にて、「キスは命がけ!」と同時上映。
ネット上の声
- 小川あん見たくてU-NEXTで出演作漁っていたらば、木村知貴も出ていたからばこれ
- 舞台挨拶鑑賞
- 粗の目立つ。
- 3年前みた時は岸学やん!しかならなかったけど、ファーストサマーウィカ出てるのは豪
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督ごとうたつや
- 主演小川あん
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映画監督を志す助監督の蒼は、プロデューサー・鳥海に長編映画の脚本を持ち込む。念願の打ち合わせに臨む蒼だが、意気込んでいた方向には話は進んでいかない。
ネット上の声
- リアリティある性加害の現場を見せられて、さあどう展開してくんだろと思ってたらその
- 当たり前に、男女問わず性差別とかハラスメントとかこのシーンみたいなことが身近にあ
- 確かに発想がぶっ飛んだ事をしなきゃいい脚本を書けない事には変わりないと思うけど自
- プロデューサーや周りの目線が胸糞悪い映画なのはもろんなんだけれども、人生経験の浅
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間15分
- 監督大富いずみ
- 主演小川あん
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婚約者の浮気を知る直子は、不思議な魅力をもつ同僚の山口紗季にみちびかれてマッチングアプリを始める。 さまざまな男と出会い金を受け取りながら、かりそめのデートを繰り返す直子は、日に日に派手になっていく。 自分自身の姿形が次第に山口に似てきていることに気づき動揺するも、やめることができない。 そうすることで不安も取り除かれていると錯覚する直子は、次第に自分自身を見失っていき、さらなる不安の渦に沈んでいく――。
ネット上の声
- 試写にて鑑賞
- 多くを望まない女の穏やかな日々が、浮気する婚約者の失踪をきっかけに崩れだす
- 茫洋とした不安
サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督池田健太
- 主演大西礼芳