映画や音楽、演劇の世界に携わりながら自分の夢を追うか、それとも現実を見るかの選択に揺れる大学生たちの姿を描いた青春群像劇。新鋭の映像作家と音楽アーティストがコラボレーションした作品を送り出す「MOOSIC LAB 2018」の長編部門で、劇中歌・主題歌を担当した大槻美奈がスペシャルメンションを受賞。監督は、前作「変わらないで。百日草」がカナザワ映画祭やTAMA NEW WAVEで入選した川北ゆめき。襟加、萌花、祐介の3人は大学で映画サークルに所属し、彼らの近くでは演劇サークルや音楽サークルも活動している。卒業を前に最後の映画製作をする3人だったが、モラトリアムの終わりが近づく中で夢か現実かの間で揺れ動き、少しずつ自分たちの居場所が離れていくのを感じ始めていた。主人公となる襟加役は新人の時吉襟加。主題歌を歌う大槻は、音楽サークルのメンバーとして出演もしている。
ネット上の声
- モラトリアムの終焉を迎える女子大生たちの苛立ちと希望の輪郭をなぞるムーラボの長編
- 大槻美奈の曲が入るタイミングが素晴らしく、68分という短尺でも骨太な物語に成り立
- 大人になるって夢を見れなくなるってことだと思ってしまいがちだけど実際そうでもなか
- メインとなるのは、大学卒業を間近に控えた襟加と萌花、そして彼女らと同じ映画サーク
青春
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督川北ゆめき
- 主演時吉襟加