当時、人口の2%しか電気を使うことができず、世界でもっとも貧しい国のひとつと言われるアフリカのマラウイで、少年が風車で自家発電に成功した実話を収め、世界各国で出版されたノンフィクションを映画化。アカデミー賞を受賞した「それでも夜は明ける」で自身もアカデミー主演男優賞にノミネートされた俳優のキウェテル・イジョフォーがメガホンをとり、映画監督デビューを果たした。2001年、アフリカの最貧国のひとつマラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で出合った1冊の本をきっかけに、独学で風力発電のできる風車を作り、畑に水を引くことを思いつく。しかし、ウィリアムの暮らす村はいまだに祈りで雨を降らそうとしているところで、ウィリアムの考えに耳を貸す者はいなかった。それでも家族を助けたいというウィリアムの思いが、徐々に周囲を動かし始める。
ネット上の声
- 実話の映画化は観て心揺さぶられるものばかりだと、改めて感じた
- 乾いた大地には水が、人間には教育が必須!
- 感動的な元ネタと作品の出来具合とは別もの
- 父親と学ぶことの楽しさを共有できたなら
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,マラウイ
- 時間113分
- 監督キウェテル・イジョフォー
- 主演マクスウェル・シンバ