1970年代のポーランドを舞台に、子どもと大人の狭間で揺れ動く12歳の少年の忘れられないひと夏を描いたドラマ。70年生まれのアダム・グジンスキ監督が自身の体験をもとに、思春期の痛々しさを切実に映し出す。ポーランドの小さな町で暮らす少年ピョトレックは、父が出稼ぎで外国へ行っている間、母とふたりきりで過ごす夏休みを存分に楽しんでいた。しかし母はピョトレックを家に残して毎晩出かけるようになり、仲の良かった母子の間に不穏な空気が漂い始める。そんな中、ピョトレックは都会から来た少女マイカに好意を抱くが、彼女は町の不良青年に夢中になる。それぞれとの関係に失望しながらも、自分ではどうすることもできず戸惑うピョトレック。やがて、大好きな父が帰ってくるが……。
ネット上の声
- 祝正式公開。ポーランド映画祭で見ました。
- ママとの関係が終わってしまった夏のこと
- この歳のこの気持ちわかる
- 結構高度な作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ポーランド
- 時間83分
- 監督アダム・グジンスキ
- 主演マックス・ヤスチェンプスキ