2017年PFFアワードグランプリ受賞作品で、東京藝術大学大学院で黒沢清、諏訪敦彦に師事した清原惟監督の劇場デビュー作。父親が失踪して以来、母の桐子と2人暮らしをするセリはもうすぐ14歳になるが、母に新しい恋人ができたことで複雑な気持ちになっていた。一方、目が覚めるとフェリーに乗っていたさなは、自分に関する記憶をなくなっていた。自分がどこからこのフェリーに乗ったかも思い出せない。あてのないさなは船の中で出会った透子という女性の家に住まわせてもらうことになる。父親を失ったセリ、記憶を失ったさな、まったく別々の2つの物語が一軒の同じ家の中で進行していく。
ネット上の声
- 観る者を穏やかに挑発する、スリリングな「ホーム」ムービー
- 現代アートシネマの最前線
- まずリンチだし、リヴェットだし、次にロマンシス映画だし、姿を現さない家庭不和につ
- 何かの本でカットが変われば世界も変わってる、みたいな事を黒沢清が言ってた覚えがあ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督清原惟
- 主演河西和香