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パリのアパルトマン、人生の最終章を迎える老夫婦。認知症が蝕む日常と、決して消えない愛を分割画面で描く衝撃作。
パリの片隅で静かに暮らす老夫婦。彼は心臓に持病を抱える映画評論家、彼女は元精神科医で認知症を患っている。画面は二分割され、それぞれの視点から二人の最後の日々が映し出される。徐々に記憶が薄れ、日常が崩壊していく妻。そんな彼女を必死に支えようとするも、自らの老いと無力さに苛まれる夫。交わることのない視線、すれ違う時間。それでも確かに存在する、長年連れ添った夫婦の絆。死の影が迫る中で見出す、愛の形とは。観る者の胸を締め付ける、あまりにもリアルで痛切な物語。
ネット上の声
- 【”赦して。と認知症になった妻は言った。”ギャスパー・ノエ監督が冷徹な視点で或る夫婦の老いと死をドキュメンタリータッチで描いた作品。フライヤーには”ギャスパー・ノエの新境地”と惹句があるが・・。】
- 今までのギャスパーノエ映画と比べものにならないほど静かな作品
- ギャスパー・ノエ映画ならではの未曾有体験
- 映画=夢=人生の比喩はある種の救い
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス
- 時間148分
- 監督ギャスパー・ノエ
- 主演ダリオ・アルジェント
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音楽
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督アレックス・ルッツ
- 主演アレックス・ルッツ
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ナチスドイツに略奪されたエゴン・シーレの絵画「ひまわり」を巡って美術オークションの世界で繰り広げられる駆け引きの行方を、実話にインスパイアされて描いたフランス映画。
パリのオークションハウスで働く競売人アンドレ・マッソンは、エゴン・シーレ作と思われる絵画の鑑定を依頼され、元妻で相棒のベルティナとともにフランス東部の工業都市ミュルーズを訪れる。絵があるのは、化学工場に勤める青年マルタンが父亡き後に母と2人で暮らす家だった。シーレほどの著名作家の絵画はここ30年ほど市場に出ておらず、当初は贋作を疑うアンドレだったが、現物を見てシーレの傑作であることを確信。思いがけず発見された名画を巡り、さまざまな思惑を秘めたドラマが動きだす。
小説家・映画監督・コメディアンとして活躍するアレックス・ルッツが競売人アンドレ、「ジュリアン」のレア・ドリュッケールが相棒ベルティナを演じた。監督・脚本は、ジャック・リベット監督作の脚本や「華麗なるアリバイ」などの監督作で知られるパスカル・ボニゼール。
ネット上の声
- 【エゴン・シーレの”ひまわり”が、貧しい家の中で見つかった事で巻き起こる、様々な人々の欲望の形をシニカルテイスト満載で描いた作品。真の貧富の意味や、嫌味な男が人間性を取り戻す様も描いています。】
- ミステリーかと思いきや!?
- 間違いなく引き込まれる
- 金を巡る人間模様
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間91分
- 監督パスカル・ボニゼール
- 主演アレックス・ルッツ
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全盛期を過ぎた元天才テニスプレイヤーが、自らのテニス人生をかけて全仏オープンに挑む姿を描いたフランス製スポーツ映画。
かつては天才テニスプレーヤーとして名を馳せたトマだったが、ここ数年は膝の故障に苦しみ、思うような結果を出せずにいた。妻や母親は引退を促すが、37歳の彼はそれでも現役続行の意思を固め、全仏オープンの予選から参加することを決意。熾烈な予選を勝ち抜き本選出場を決めるが、意見の異なる妻や母親との確執は広がるばかり。そんな中で迎えた本選初戦の相手は、過去の自分を彷彿とさせる若き天才テニス選手だった。
フランスのコメディアンで映画監督としても活躍するアレックス・ルッツが、主人公トマを演じた。共演に「パリのどこかで、あなたと」「おかえり、ブルゴーニュへ」のアナ・ジラルド、「イングリッシュ・ペイシェント」「ずっとあなたを愛してる」のクリスティン・スコット・トーマス。
ネット上の声
- アスリートはつらいよ
- そういう年齢
- 最初に思ったことは
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督カンタン・レノー
- 主演アレックス・ルッツ