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これが長編初作品となる新鋭・山本英監督が、心がすれ違うカップルの熱海旅行を通し、それぞれの愛や自身の行方を描いた一作。結婚を考え始めた遼と、結婚には乗り気ではない沙良。2人は互いの溝を埋めようと3泊4日で熱海に旅行へ出かけるが、旅の間も心はすれ違うばかり。2人は漠然とした将来への不安から、未来図を描けずにいたが……。これまで主に短編などを手がけてきた山本監督は「回転(サイクリング)」がPFFアワード2016に入選し、東京藝術大学院映像研究科の修了作品として手がけた本作も第40回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2018に選出された。
ネット上の声
- こんなにも退屈なのにこんなにも愛しい映画
- 熱海にいくとこの映画思い出す
- 残念な旅行ってあるよね
- 何よりも場所を撮る映画
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山本英
- 主演大場みなみ
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神奈川県大和市を舞台にした5つの物語を5人の監督が紡いだオムニバス映画。同市出身である「大和(カリフォルニア)」の宮崎大祐監督が企画を務め、「小さな声で囁いて」の山本英監督、「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬監督、「みちていく」の竹内里紗監督、「わたしたちの家」の清原惟監督が参加。市役所で働く女性の何でもない特別な日をつづった「あの日、この日、その日」(山本監督)、名物喫茶店「喫茶フロリダ」を舞台に繰り広げられる奇妙な対話劇「四つ目の眼」(冨永監督)、街中に同じステッカーが貼られていることに気づいた清掃員の冒険を描く「まき絵の冒険」(竹内監督)、大和での日常の動画を撮る2人の女性が不思議な世界に迷い込んでいく「エリちゃんとクミちゃんの長く平凡な一日」(宮崎監督)、高校を卒業したばかりの女性が海を目指す「三月の光」(清原監督)の5本で構成。
ネット上の声
- 帰りたくなる街、大和市
- 舞台挨拶あり
- 総合芸術たる映画に於いては観るものの想像力の邪魔にしかならない物語なんてえ無粋な
- 宮崎大祐監督が縁ある監督たち4人と撮った大和市を舞台とした 5本のオムニバス
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督山本英
- 主演村上由規乃
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2024年度に製作された短編4作品のうちの1作。東京芸術大学大学院修了制作「移動する記憶装置展」がPFFアワード2023にて観客賞を受賞したたかはしそうたの監督・脚本作品。
仕分け倉庫で働く派遣労働者の三石瑞穂は、同僚の島木雄史が離職することを知る。思いを伝えるため手紙を書いたものの、不器用な瑞穂は渡すことができない。雄史の穴を埋めるため新しく入った大沢圭介に仕事を教え、その日は終業時間を迎える。雄史の勤務最終日、瑞穂はなんとか彼と2人きりの状況をつくり、手紙を渡す。その日の終業後、瑞穂が忘れ物を取りに倉庫に戻ると、静かなはずの倉庫はなぜか騒がしく……。
出演は講談師の神田鯉花、ファッションモデル・俳優の樋之津琳太郎。
ネット上の声
- あの時、私もこうやって踊ることができたなら
- めんどくさ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督たかはしそうた
- 主演神田鯉花