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同じバーに居合わせた2組の結婚報告が思わぬ事態に発展し、意外な人間関係や秘められた感情が暴かれていく様子をコミカルに描いた会話劇。関西を拠点に活動する中野劇団が2015年より上演してきた人気舞台劇を、同劇団主宰の中野守が脚本を手がけて映画化した。
長年の親友である田村の母親と結婚を決めた敦也は、その報告をするため田村をバーに呼び出す。お調子者の田村は報告しようとする敦也の言葉をさえぎり続け、敦也はなかなか言い出すことができない。田村は親友の結婚相手がまさか自分の母親だとは思わず、それが誰なのか当てようとゲスな質問を繰り返す。そんな彼らの様子を見ていたバーの常連客・槇島も、これから結婚の報告をするという。やがて槇島の待ちあわせ相手の尚実が現れ、槇島は彼女に自分の結婚披露宴でスピーチをしてほしいと依頼するが……。
「神さまの言うとおり」の高橋里央が敦也役で主演を務め、「花と雨」の岡本智礼が田村、テレビドラマ「新空港占拠」の市原朋彦が槇島、「こっぱみじん」の今村美乃が尚実を演じた。監督は「レンタル×ファミリー」の阪本武仁。
ネット上の声
- 久しぶりに劇場で大笑いした
- うるさいよwww
- 傑作の報告
- 関西のコメディ劇団、中野劇団のシチュエーションコメディ「結婚の報告」の舞台化
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督阪本武仁
- 主演高橋里央
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ゲイでマゾヒストの老人の姿を通して“老い”や“生と性”といった普遍的な悩みを描き、国内外の映画祭で評価された短編ラブストーリー。ゲイでナルシストの老絵本作家・山崎は、老いによって自分の姿が醜く衰えていくことに耐えられずにいた。そんなある日、美しい青年レオとのプレイ中に倒れた山崎は老いの苦しみを打ち明けるが、若いレオには響かない。自分より醜い相手とならばと、自傷的な行動に走る山崎だったが……。山崎役を「そこのみにて光輝く」の田村泰二郎、レオ役を「神さまの言うとおり」の高橋里央がそれぞれ演じる。監督は「喧嘩番長」シリーズの東海林毅。「偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選」(2019年3月30日~4月5日、池袋シネマ・ロサ)の1作として上映。
ネット上の声
- わたしの中での大好物ジャンル「老いと性」!
- 緊縛放置されて死にかけた時に生まれた「みのむしもんた」、なんだかよく分からないが
- マゾヒストの老人絵本作家と、父を無くした青年のいびつな凸凹が合わさってしまった感
- 最近ゲイの映画も増えてきたが、世間にあまり公表できなかった時代にゲイコミュニティ
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間22分
- 監督東海林毅
- 主演田村泰二郎
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自身の特攻隊体験をベースに、元特攻隊員の苦悩を描いた清宮零による同名小説を「童貞放浪記」などを手がけた小沼雄一のメガホンにより映画化。1945年、特別攻撃隊に志願した勝雄に出撃命令が下された。しかし、高熱を発し、出撃できなくなった勝雄の代わりに、飛行兵曹長の阿部が出撃することとなる。勝雄を弟のように可愛がった阿部は、戻ることなく終戦を迎え、あれから70年、余命半年と宣告された勝雄は、罪滅ぼしにと阿部の菩提寺を訪れる。元特攻隊員の主人公・勝雄に2012年の「ライク・サムワン・イン・ラブ」で84歳にして映画初主演を務めたベテラン俳優の奥野匡。高橋かおり、山下徹大、小山田サユリ、織本順吉らが脇を固める。
ネット上の声
- 生きていることの幸せと後悔
- 生き残った特攻隊員の冥婚や病だけでなくもう少し特攻隊の話を知りたかった…タイトル
- 特攻で亡くなった方々の想いを背負った同胞の方々には、こうした巡り合わせがきっとあ
- 第二次世界大戦末期、特攻隊として当時自分が取った浅はかな行いによって、生き残って
戦争
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督小沼雄一
- 主演奥野匡