-
映画や演劇、俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」の演技コース修了作品としてスタートした企画から生まれた、およそ4時間におよぶ長編作品。「親密さ」という演劇を作り上げていく過程を描いた劇映画の前半部分と、実際の舞台の上演を記録した後半部分の2部構成で、それぞれの中に虚構と現実が交錯する。新作舞台の上演を間近に控えた演出家の令子と良平は、コンビで演出を手がけているが、そのやり方に次第に限界が見え始めて……。
ネット上の声
- セリフが聞き取りにくい
- ただただ言葉を浴び、言葉に殴られ、言葉にそっぽをむかれ、言葉が寄り添い、言葉があ
- 演じているのか、本音をさらけ出しているのか
- この作品に追いつかれたくないと濱口監督が
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間255分
- 監督濱口竜介
- 主演平野鈴
-
「書くが、まま」の上村奈帆監督が、人里離れた日本家屋で出会い、ひかれあった2人の人間の心模様を繊細に描いた中編作品。ある夜、入水自殺を図った悠。しかし、結局死ぬことを思いとどまり、陸にあがってくる。その様子を目撃していた叶絵は、悠に恋をする。叶絵は悠をモデルに絵を描き、心と体が溶け合う2人きりの時間は永遠に続くように思われたが……。主演は、濱口竜介監督の「親密さ」で主演を務めた平野鈴と、上村監督の「書くが、まま」にも出演した長谷川葉生。
ネット上の声
- 暑夏の日本家屋で、間をとって一言一言丁寧に会話したからといって、それが作品の緊張
- 恋愛において不器用なコミュニケーションを重ねながらどういう関係になりたいのかを互
- 心を映像の中に捉えたような、でも捉えきれなかったような、そんな映像体験だった
- 見終わった後で考えると、題名は、主演の二人それぞれに当てはまる気がしました
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間44分
- 監督上村奈帆
- 主演平野鈴
-
俳優の染谷将太が監督・脚本を手がけた自主制作短編映画。同じ時間と空間を共有する一組の男女。ある日、それぞれの道へと歩きはじめた2人は、お互いに旧友と再会する。物憂げな表情を浮かべる女と、心ここにあらずといった男だったが……。染谷自ら“男”役で出演し、「親密さ」の平野鈴が“女”役を演じた。染谷の主演作「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつき監督が共同脚本を担当。「ディストラクション・ベイビーズ」の佐々木靖之が撮影を手がけ、16ミリフィルムで撮影された。特集上映「監督 染谷将太」(2019年2月16~22日、東京・渋谷ユーロスペース)にて、染谷監督が手がけた短編「ブランク」「清澄」と併せて上映。
ネット上の声
- 2021/06/27
- 素朴なイメージ描写としての(しかしそのじつ映画的マジックとしての)分割画面とか、
- 20歳そこそこでこんな映画撮れちゃう染谷氏はやっぱりずるいくらいにかっこいい
- 道で2人が反対方向に歩いていくシーン、画面が2分割されて映像が流れたけど2回演じ
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督染谷将太
- 主演平野鈴