「ウィーアーリトルゾンビーズ」「光を追いかけて」の中島セナが単独初主演を務め、陶芸の街を舞台に少女の揺れ動く心情をつづった青春映画。
伝統工芸・有田焼の街。父と祖母と3人で暮らす14歳の結衣は、美しいと感じたものを自分の色づかいで絵に描くことが大好きで、美術教室での技術重視の指導方針にはなじめずにいる。ある日、結衣は父が好意を寄せる絵付け師の美樹と出会い、その独創的な絵柄にひかれる。一方、美樹は公募展を前に、入賞を約束された古典的なものか独自のデザインかのどちらを選ぶべきか悩んでおり、結衣はそんな彼女に個性を尊重するべきだと主張。やがて、大人たちの都合や裏切りに動揺した結衣は、ある行動に出る。
結衣の母をMEGUMI、父を大迫一平、友人を安原琉那が演じた。資生堂のCMを長年にわたって手がけてきた小島淳二監督がメガホンをとり、手の込んだものより合理的でシンプルな焼き物に需要が増えている陶芸の街の現在を通して「美しさとは何か」を問いかける。
ネット上の声
- 少女時代のヒエラルキー
- 主人公が14才?
- ずっと苦しかった何かがずっと引っかかってる感じ 非行や犯罪を美化する訳では無いけ
- 監督の初期作『机上の空論』がオールタイムベスト短編のひとつだったため、興味が湧き
青春
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督小島淳二
- 主演中島セナ