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明治の世、破天荒な天才詩人・宮沢賢治を、父・政次郎の視点から描く。無償の愛で息子を支え続けた家族の物語。
舞台は明治時代の岩手県・花巻。裕福な質屋の長男として生まれた宮沢賢治。家業を継ぐのが当たり前の時代に、「自分は違う道を行く」と宣言。農業、人造宝石、宗教と、次々と新たなことに夢中になっては、父・政次郎に金の無心をする毎日。政次郎は、そんな奔放すぎる息子に頭を抱えながらも、その才能を信じ、誰よりも深い愛情で支え続ける。やがて賢治は、物語の世界に没頭し、唯一無二の作品を生み出していく。しかし、彼の命の灯火は、静かに燃え尽きようとしていた。天才詩人の短い生涯と、彼を最後まで信じ抜いた父の愛の記録。
ネット上の声
- 宮沢賢治の優しさ、過集中ゆえの脆さまで心に響く。宮沢賢治をこれまでにない視点で描いた傑作!
- 宮沢賢治を主役に据えるのではなく、宮沢賢治の父親を主役にすることで宮沢賢治を描いた実話。
- 宮沢賢治についての知識と、観客自身の経験値によって評価が変わりそう
- 父でありすぎる父から見た息子・宮澤賢治
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督成島出
- 主演役所広司
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不眠症に悩む高校生の男女。二人だけの秘密の場所は、今は使われていない天文台。青春の痛みと輝きを描く物語。
石川県七尾市。不眠症に悩む高校生・中見丸太は、偶然入った校内の天文台で、同じ悩みを抱える曲伊咲と出会う。クラスでは接点のない二人。しかし、その場所でだけは不思議と安らぎ、眠りにつけることを発見する。こうして、天文台は二人だけの秘密の場所となった。やがて、彼らはその場所を守るため、休部状態だった天文部の復活を決意。カメラを片手に、星空の下で過ごす特別な時間。不眠という共通の秘密が、二人の心を静かに結びつけていく、瑞々しい青春の物語。
ネット上の声
- 中身はさておき森七菜さん、奥平大兼さんのお芝居が素晴らしい
- 優しくて星の光のように温かい映画だった
- アニメ、原作とは違うけどこれはこれで
- 大人が見てもグッとくる
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督池田千尋
- 主演森七菜
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1991年、春。
東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。
しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。
離れてからも、文通を重ねる二人。
相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。
中学一年の冬。
吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。
「2009年3月26日、またここで会おう」
時は流れ、2008年。
東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。
30歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。
そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。
明里もまた、あの頃の想い出と共に、静かに日常を生きていた。
18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。
交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。
――いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。
大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。
ネット上の声
- 2023年:新海誠監督「すずめの戸締まり」の草太役で、アニー賞声優賞に日本人とし
- これはね、嫌味じゃなく、本当に奥山由之のお手並み拝見としかいいようがない
- まだ見ていないけど、見る前に今の気持ちを忘れないように書いておきたい
- アニメを観てから行くべきか、観ずに行くべきか迷う、、、
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督奥山由之
- 主演松村北斗
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「君の名は。」が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。「兄に愛されすぎて困ってます」に出演した醍醐虎汰朗と「地獄少女」「Last Letter」など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人が、帆高と陽菜の声をそれぞれ演じる。そのほかの出演に小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子ら。「君の名は。」に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザイン、ロックバンド「RADWIMPS」が音楽を担当。RADWIMPSが手がける主題歌には女性ボーカルとして女優の三浦透子が参加。
ネット上の声
- 若い感性に向けてのあるメッセージ
- 壮大な物語と小さな物語のはざまで
- 『君の名は。』の東京ではない。
- この路線のままでいてほしい
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督新海誠
- 主演醍醐虎汰朗
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「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美によるエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を、「V6」の井ノ原快彦、関西ジャニーズJr.のユニット「なにわ男子」の道枝駿佑の共演で映画化。長年連れ添った妻との別れを決意した鈴本一樹。息子の虹輝は父と暮らすことを選んでくれたが、15歳という多感な時期を迎える虹輝に対し、一樹は罪悪感を抱いていた。高校受験に失敗した虹輝に、これまで自由に生きてきた一樹は「学校だけがすべてではない。自由に好きに育ってくれたらそれでいい」と思っていたが、虹輝は高校進学の道を選び、翌春に高校合格を果たす。学校の昼食は「父さんのお弁当がいい」と虹輝が言ったことから、一樹はミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する。一樹役を井ノ原、虹輝役を道枝がそれぞれ演じる。また原作者の渡辺が、一樹のバンドがライブを行うライブハウスのオーナー役でカメオ出演。監督は「キセキ あの日のソビト」の兼重淳。
ネット上の声
- 父子の映画だけど、主役は女性陣の心の機敏
- お弁当を作る話でそれ以上でも以下でもない
- インスタの弁当垢、映画化って感じなので薄味
- シンプルだけどお弁当が繋ぐ絆に心が温まる
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督兼重淳
- 主演井ノ原快彦
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「SixTONES」の松村北斗と「ラストレター」「天気の子」の森七菜がダブル主演を務め、金田一蓮十郎の同名コミックを実写映画化。クールでイケメンな同い年の義理の弟と、ギャルJKのフリをした恋愛経験ゼロの地味系女子が織り成すラブストーリーを描く。地味で恋愛経験もない女子大生の湊は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透と同居しているが、無愛想でイケメンで女癖の悪い透のせいで2人の仲はギクシャクし、お互いに冷たい態度を取り合っている。そんなある日、親友の真樹の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、街中で透に遭遇してしまう。とっさに女子高生の「みな」だとウソをついた湊だったが、それを信じた透が、みなにアプローチをかけてくる。思いがけず健気で一途な透に、真相を明かすことができなくなってしまった湊は、みなとして透と付き合うことになるが……。監督は「百瀬、こっちを向いて。」「MARS(マース) ただ、君を愛してる」の耶雲哉治。
ネット上の声
- 絶望的なギャルコスプレも添え物になってる
- 透の心情理解が出来るかどうか
- のろのろ、上映時間、長い。
- ちょっと変わった純愛映画
恋愛、 コメディ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督耶雲哉治
- 主演松村北斗
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川村元気による同名ベストセラー恋愛小説を、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演で映画化したラブストーリー。
精神科医の藤代俊のもとに、かつての恋人である伊予田春から手紙が届く。「天空の鏡」と呼ばれるボリビアのウユニ塩湖から出されたその手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられていた。その後も春は、プラハやアイスランドなど世界各地から手紙を送ってくる。その一方で藤代は現在の恋人・坂本弥生との結婚の準備を進めていたが、ある日突然、弥生は姿を消してしまう。春はなぜ手紙を送ってきたのか、そして弥生はどこへ消えたのか、ふたつの謎はやがてつながっていく。
主人公・藤代を佐藤健、現在の恋人・弥生を長澤まさみ、かつての恋人・春を森七菜が演じる。米津玄師「Lemon」など数々のミュージックビデオの演出を手がけてきた山田智和が長編映画初監督を務め、「新聞記者」の今村圭佑が撮影監督、「スワロウテイル」「キリエのうた」の小林武史が音楽を担当。
ネット上の声
- 四月になれば,長澤まさみはヒステリックを起こし失踪する。そして佐藤健は動物博士になる
- 意地悪なようだが、映画を観終わっても答えは見つからない
- 唐突感を感じるストーリー
- 主題歌が良い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督山田智和
- 主演佐藤健
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ヒューマンドラマ
- 製作年2026年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督長久允
- 主演森七菜