「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が、ほぼ演技経験のない10代の中高生たちとともに脚本や演出を考えながら撮影を重ねて完成させた青春映画。山口情報芸術センター「YCAM」が実施する映画制作プロジェクト「YCAM Film Factory」によって製作された。山口県山口市にあるアートセンターでおこなわれている「山口のDNA図鑑」というワークショップに進行役として参加している大学1年生の中園うめ。このワークショップでは、参加者が自分たちの暮らす街を歩きまわり、どんな植物が生えているのかを調べていき、採取した植物からDNAを抽出し図鑑を作成する。うめは中学3年生のタケとシュンとともに「新しい種」を求めて近くの森を探索していく。
ネット上の声
- 誰かが言ってた「きみの鳥はうたえる」の10代バージョン、という言葉
- スマートフォンを快活に見つめ返す男女は、当然のことながら、我々が目撃するこの映画
- 立入禁止の景色に足を踏み入れること、好きな人から送られてくる風景に思いを馳せるこ
- 「夜明けの全て」にも通ずる、若者たちによる世界を捉えるパースペクティブ/スケール
青春
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督三宅唱
- 主演伊藤帆乃花