アンデス先住民の価値観を基にした作品を撮り続けるボリビアの映画制作集団「ウカマウ」が、1967年の軍事政権による人民虐殺事件を題材に描いた長編第3作。1967年6月24日、チェ・ゲバラ率いるゲリラ部隊との連携を企てていたボリビアの鉱山労働者たちの居住区が、アメリカ軍の支援を受けた政府軍に急襲され、多数の住民が殺害された。生き残った人々の証言や現存する記録を基に、事件にいたるまでの経緯や虐殺の模様を忠実に再現。ファシズムとそれを支えるアメリカ帝国主義からの解放を求めて立ちあがる人民たちの姿を映しだす。
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ボリビア
- 時間93分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演ドミティラ・デ・チュンガラ