「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバルが1980年に発表した長編デビュー作。ドラッグ、ゲイ、マゾヒストなど、後のアルモドバル作品にも通じる要素が多数散りばめられたコメディドラマ。自宅の窓際で大麻を栽培していたペピは近所の警官に見つかってしまうが、見逃す代わりにとレイプされてしまう。復讐のため友人のボンを使って警官の妻ルシを凌辱するが、極度のマゾヒストであるルシの性癖が意外な方向へ働き、3人は一緒に逃避行することになる。女性差別主義者のルシの夫は怒って3人を追跡するが……。主人公ペピを演じるのは、「マタドール 炎のレクイエム」「神経衰弱ぎりぎりの女たち」、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した「ボルベール 帰郷」など後のアルモドバル作品にも多く出演するカルロス・マウラ。
ネット上の声
- 【祝DVD化】アルモドバルの長編デビュー作
- アルモドバルのデビュー作はアマチュア映画と言っても過言ではない
- 痛みや苦しみに快楽が伴うって結構幸せなことかも(限度はあるが)
- いや、強烈!でも異様に面白い。私は好きですよ、こういう映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国スペイン
- 時間81分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ