死刑を宣告された息子を救おうと奮戦するアル中の父親の姿を描いたサスペンス。監督は「エヴァの匂い」などで知られる名匠ジョゼフ・ロージーで、赤狩りで本国アメリカを追われ、英国で監督を続けた彼が初めて本名でクレジットを許された一作。製作はジョン・アーノルド、アンソニー・シモンズ。脚本はベン・バーズマン。撮影は後年「エレファントマン」などを手掛けた名手フレディ・フランシス。音楽はトリストラム・キャリー。美術はバーナード・サロン。編集はアラン・オズビズトン。主演は「バルカン超特急」の名優マイケル・レッドグレイヴ。共演は「パラダイン夫人の恋」のアン・トッド、「ライアンの娘」のレオ・マッカーンほか。
ネット上の声
- 父親の究極の愛情が胸に刺さる
- こういうミステリー調のものって画面が面白くなりづらいし場の切り替わりの理由もあと
- タイムリミットがある中、アルコール中毒と闘いながら奔走するマイケル・レッドグレー
- ジョセフロージーが50年代初期に赤狩りでハリウッドを離れ、英国で映画製作を再開し
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国イギリス
- 時間88分
- 監督ジョセフ・ロージー
- 主演マイケル・レッドグレーヴ