台湾社会の片隅で、父と娘が寄り添い生きる。引き裂かれようとする絆を守るための、父の必死の叫び。
現代台湾、高雄の港。そこで無許可の潜水夫として日銭を稼ぐ父と、彼を慕う幼い娘がコンテナで暮らす日々。しかし、娘に戸籍がないため小学校に入れないという非情な現実が、二人のささやかな幸せを脅かす。法と社会の壁に阻まれ、どこにも助けを求められない父親。愛する娘と一緒にいたい、ただそれだけの願い。その願いが踏みにじられ、絶望の淵に立たされた時、父が選んだ最後の手段。父と娘の深い絆を描く、衝撃と感動の物語。
ネット上の声
- タイトルから恋愛ものかと思ったら全然違った。社会の制度からこぼれ落ちた父と娘の物語。演技がとにかくリアルで、胸が締め付けられる。地味だけど間違いなく傑作。
- 貧しいながらも寄り添って生きる親子に涙。なんでこんなことに…って見てて辛くなる場面も多かった。
- 評価高いけど、個人的にはちょっと重すぎたかな。救いがなさすぎて見ててしんどい。
- これは観るべき一本。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国台湾
- 時間92分
- 監督レオン・ダイ
- 主演チェン・ウェンピン