「夜に逃れて」「ダブル・ビジョン」などで活躍する台湾の俳優レオン・ダイが監督、製作、脚本を手がけ、実際のニュースから着想を得て描いた父娘の物語。高雄港の埠頭にある古びた家屋で、静かに暮らす貧しい父娘。父は娘を学校に通わせるため戸籍を登録しようと奔走するが、役所はまともに取り合ってくれない。切羽詰まった父は娘を抱えて飛び降り自殺を図ろうとするが、その様子がテレビ中継されたことで2人の環境は激変する。台湾のアカデミー賞と言われる台湾金馬奨で作品賞、監督賞、脚本賞を受賞。日本でも2009年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で最優秀賞を受賞している。
ネット上の声
- レオン・ダイ監督作品!
- タイトルからベタな男女恋愛モノを想像していたが、貧しく、社会のセーフティーネット
- ルールに囲われた社会から一寸だけはみ出した処で慎ましく生きる父と娘
- 的確なキャメラ ワーク、秀でた演技、地味ながら見応えのある佳作
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国台湾
- 時間92分
- 監督レオン・ダイ
- 主演チェン・ウェンピン