ソウルの片隅で、寝たきりの父を介護する女性と、彼女に想いを寄せる3人のダメ男たち。儚くも美しい、モノクロームの人間賛歌。
舞台は再開発が進むソウルの街、水色(スセク)。若き女性イェリは、小さな居酒屋を切り盛りしながら、全身麻痺で寝たきりの父を一人で介護する日々。そんな彼女の前に現れるのは、どこか頼りない3人の男たち。脱北者のジョンボム、チンピラのイクチュン、そして大家の息子のジョンビン。彼らは皆イェリに好意を寄せ、何かと店に集まっては彼女を助けようとするが、いつも空回りばかり。淡々と過ぎていく日常の中に、ふと訪れるユーモアと温かさ。モノクロの映像が映し出す、社会の片隅で生きる人々のささやかな交流と、まるで春の日の夢のような束の間のきらめき。
ネット上の声
- 想い出はモノローグ…昔どこかで聴いたことあるような曲のタイトル?…そんな映画でし
- あなたはいつからいて、いついなくなったのか
- 水色洞のムーサ、ハン・イェリ
- 夢の端 そのまた先の 猫の恋
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国韓国
- 時間101分
- 監督チャン・リュル
- 主演ハン・イェリ